ASUKのババは日々元気に暮らしたい。

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日々の出来事に愚痴も出てきます。

韓国ドラマ ナイン 9回の時間旅行

2013-09-07 09:43:00 | 韓国ドラマ
まだ日本では放送されてはいないけど お友達に借りました。
今まで 沢山の韓国ドラマ タイムスリップ物語は見てきたけれど
いずれもリタイヤ でも、「ナイン」は今までにない構想とストーリーで
私を惹きつけてくれました。
ファンタジーとしてでも誰もが思う過去への未練 後悔 
もしやり直しができたら今度こそは幸せになれるはずだと信じている
もし 過去へ戻れたら、、でもそれは大きな罰だった

ソヌ (イ・ジヌク) ミニョン( チョ・ユニ)ソヌの兄ジョンウ(チョン・ノミン)
病魔に襲われている放送局の記者のソヌは行方不明だった兄の遺体を
一年ぶりに引き取りに ネパールに行った。
凍死した兄の遺体には、握りしめていたという一本の香(弦と訳されていたけど香?)と
一冊の古びた手帳が遺品としてソヌに手渡された。
兄が生前 ソヌを訪ねてきたことを思い出した。
不安そうな表情で ソヌに話があるという 
「昔のように暮らしたいと、、、本当の幸せに暮らしていた時のように」と
そして 「僕があれを見つけ出したら、、」と兄はそれっきりいなくなった。
ソヌはその夜 寝付かれないままに 香に火を付けてみた。
そして不思議な光景を目にした。はたして それは夢なのか、現実なの、、、
その香で20年前に戻れることを知ったソヌ
自分の余命が限られている いやそれよりも早いかもしれない
「治療を受けよ」親友のヨンフンが忠告する言葉も聞かず
兄の不思議な言葉の意味を解明すべき 再びヒマラヤへと、、
そして残りの香をたくと過去へとタイムスリップへ、、
兄が隠した残りの9本の香を手にしたソヌ。
それで20年前の ソヌ一家の悲劇の真実が明らかにし
それを正せるかと思ったのだが、、

毎回 息をのむようにして一気に見ました。
只 ミニョン役のチョ・ユニにまったくのオーラーが無いので
二人の恋愛物語には少しテンション下がりましたが
重要人物であるチョン・ドンファン 彼はドラマに多数でておりお馴染みの顔です。
彼の味のある演技に注目です。劇中でソヌ父を殺したと思われていて
 ソヌが記者の立場で成功した彼を潰そうとしているところから始まります。

必見です。


今話題の「風立ちぬ 」見てきました。

2013-09-06 12:25:00 | 映画
原作・脚本・監督/宮崎 駿
音楽/久石 譲(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
主題歌/「ひこうき雲」荒井由美(EMI Records Japan) スタジオジブリ・日本テレビ・

日本テレビでこれでもかというように宣伝していたので 興味あり
感想と言えば ウン  私から言えば可もなく不可もなく、、

実在の人物と当時を生きた作家の話を2時間の放映時間 良くまとめているし
 画像もきれいで 細かいとこまで描かれているけど 
 今までの宮崎監督の作品と違って 実在の人物が登場 これをアニメにしたところは
やはり描ききれない部分が多数あると思う。
多少物足りないところが出てくるのは仕方がないのかと
下のメッセージを読むと納得です。

そして宮崎監督のメッセージが

大正から昭和前期にかけて、みどりの多い日本の風土を最大限美しく描きたい。
空はまだ濁らず白雲生じ、水は澄み、田園にはゴミひとつ落ちていなかった。
一方、町はまずしかった。建築物についてセピアにくすませたくない、モダニズムの東アジア的色彩の氾濫をあえてする。道はでこぼこ、看板は無秩序に立ちならび、木の電柱が乱立している。
 少年期から青年期、そして中年期へと一種評伝としてのフィルムを作らなければならないが、設計者の日常は地味そのものであろう。観客の混乱を最小限にとどめつつ、大胆な時間のカットはやむを得ない。三つのタイプの映像がおりなす映画になると思う。
 日常生活は、地味な描写の積みかさねになる。
 夢の中は、もっとも自由な空間であり、官能的である。時刻も天候もゆらぎ、大地は波立ち、飛行する物体はゆったりと浮遊する。カプローニと二郎の狂的な偏執をあらわすだろう。
 技術的な解説や会議のカリカチュア化。航空技術のうんちくを描きたくはないが、やむを得ない時はおもいっきり漫画にする。この種の映画に会議のシーンが多いのは日本映画の宿痾である。個人の運命が会議によって決められるのだ。この作品に会議のシーンはない。やむを得ない時はおもいきってマンガにして、セリフなども省略する。描かねばならないのは個人である。
リアルに、幻想的に時にマンガに全体には美しい映画をつくろうと思う。

2011.1.10
宮崎 駿