RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

心の熱い欲求はラテンのリズムに

2007-04-20 23:51:56 | すっきゃねん

(メキシコの砂漠は固い感じがするよ)


悟空さん、又の名を孫さん(日本人ですが)が
旦那さんが仕事が入って行けなくなったからと
るるを「バベル」の試写会に誘ってくれた
ラッキーストライクである、持つべきものは友である。
ありがとんとんと、お言葉にあまえて
昨日の夜ちょっくら行って見て来ました

さて「バベル」はどうなのか?ですが
約2時間半の大作ですから、途中でトイレに行かないよう
飲み物は控えたら、終わったら喉が渇いてカラカラ浴場ローマ遺跡です
だって舞台が、モロッコ砂漠&メキシコ砂漠&東京砂漠ですもの
これは絶対カラカラにもなりますでしょ。
見ごたえのある作品ではありましたが
しかし、かなりのやりきれなさをもたらしてくれる作品です
一口でいうと大人の罪を描き、被害者は常に子供であるって
ことを描いているようにるるは思いましたが、受け取り方は人それぞれです

るるは商業映画はエンターテイメントじゃなきゃって思うから
何かしら心を揺さぶられる部分をついついを求めてしまうのですが
なにかしら、笑えるか、泣けるか、怖がれるか、怒れるか、
あるいは、胸締め付けられるか
それとも、いい感じに、のほ~ほっと?できるかってな具合にね
この映画は心がカラカラになりそうなので、脚本は星2つ半って感じです
それに役所コウジはミスキャストかも・・・。
があ、しか~し。
るるはこの映画の音楽のグスタヴォ・サンタオライヤ(アルゼンチンロック界の重鎮)
が、かなり好きなので全体として星4つ差し上げましょう。

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督って
ショーン・ペンがヴェネチア国際映画祭で男優賞をとった
「21グラム」の監督さんで、この映画もかなりやりきれない物語として
印象に残ってて、そしてこのときの音楽もグスタヴォ・サンタオライヤです
この音楽も良かった、そして、このバベルの中に出てくる
ガエル・ガルシア・ベルナルっていうメキシコの役者さんが
チェゲバラの若い頃を演じた、ロードムービーで
「モーターサイクルダイヤリーズ」(見たいけどまだ見てないんだよね)
の音楽もたしか、グスタヴォよ~「コラテラル」ってのもそうだって
今、るるはこのグスタヴォの「ブロック・バック・マウンテン」の
サウンドトラック盤に聞きほれつつ、ほろほろとキーを打ってます。

「バベル」のメキシコの屋外結婚式のシーンで歌われていたラテンの曲が
めっちゃ心に響きました
もう一回、聞きたいが、なんて曲かなあ
この曲を聴いて思い出したのが
カエターノ・ヴェローゾの「ククル・ククパロマ」って曲
これが尋常じゃなくいいのよその世界に引き込まれるのよ
ペドロ・アルモドバル監督の「トークトゥーハー」の中で歌われていましたが

ヴェローゾはブラジリアン・リズム&ロックというか、もう還暦らしいけど
またこの人は若い頃、ブラジルの軍事政権時代(1985年頃までの独裁政治)
に反政府主義活動で刑務所に入れられ国外追放(ロンドンへ)された
こともあるらしいつわもの、1972年には帰国して、ブラジルの伝統的なリズムも
取り入れた曲なんかも作ってるって。
ヴェローゾのCDが欲しいけど、でも今のところネットの視聴で我慢してる
視聴だとさわりだけしか聞けないから、ちょっと欲求不満になるけどね
だから、かたっぱしから視聴して20曲で1曲ぶん聴いた気になってる
心の熱い欲求はラテンな今日この頃です。












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2 コメント

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こんにちは (速水もこみち命!)
2007-04-21 01:43:33
はじめまして^^

私の芸能サイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/blog002009/archives/50081169.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
返信する
こんにちは (るる)
2007-04-22 12:19:47
書き込みありがとう
はい、どうも
はい、どうぞ
こちらこそ
サイトのぞかせてもらいますね



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