RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

ちんちんこばかまとちっちゃいおっさん談義

2007-02-18 14:35:25 | しらんがな

(母に貰ったお気に入りタイプライターくんのインクリボン欲しい)


「ねえ、おかあ」
「ん~なに?」
「うちの家って絶対何かおるよね」
「何かって?何?」
「だから前部屋で寝てたら女の声が・・・。」
「ふ~ん」
「だって友達の霊感少年にうちの間取りを教えたらね、
私の部屋から隣の洗面所の鏡を通っておかあの部屋を通る筋が
霊道になってるよっていってたよ
「へ~、そうなんや」
「おとうも金縛りによくあうし」
「そういえば、おかあさん引っ越した頃よく怖い夢見たよ
でも、お父さんの寝る部屋は霊道と違うやろ」
「う~んでもなんかおるよ」
「そうかなんかおるか・・・まあおるかもね」
神隠し的穴蔵部屋じゃからなあ・・・。
「おかあ、それに最近友達がちっちゃいおっさんを見たって」
「ちっちゃいおっさん?なんのこと?」
「これくらいのおっさんのこと」
「これくらいってう~ん、25から30センチやなそれやと
「友達が駐車場の車止めの上に体育座りのちっちゃいおっさんを見たって
それで叫びそうになったって」
「そりゃびっくりやね」
「ほかの友達はスーパーで買い物してたら、ちっちゃいおっさんが
リュック背負って歩いてたってさ、それは可愛かったって
「へ~それいまの高校生の流行の話題かえ・・・。」
「芸能人もいっぱい見た人がおるンやて、枕元で何人もちっちゃいおっさん
が踊ってたりしたって」
「・・・。」
「それは、薬やってんのやない
「ほんとよ
「なんでおっさんやのかしら、おばさんはおらんと?」
「なんかわからんけどね、40過ぎて童貞の男の人の分身って説もあるって」
「ぐわっはっはっ・・・生霊なん
「もう、勝手にやってなさい

そんな会話で思い出したのが
「ちんちん小袴(こばかま)」っていう日本お伽噺

「ちんちん こばかま よも ふけ さふらふ
おしづまれ ひめぎみ や とん とん」

「わたしたちはちんちんこばかま。もう夜も遅いですよ
さあ、おやすみなさい、ご立派な、上品なお嬢様」

夜になると枕元に出て来ては嫁さんをからかう小人の袴姿の男たち
これは実はものぐさ嫁がつかった爪楊枝をその辺に散らかして
かたづけなかったので爪楊枝が変身していたって話なんだけど
他にも、ものぐさな女の子が梅の種を畳と畳の間に隠してほっておいたら
毎晩まっかな振袖を着た、ちっちゃい女の小人達が毎晩決まった時刻に
畳から出てきて、踊ったり、しかめっつらしたり少女を眠らせなかっった
って、それが梅の種ってわかって、女の子はそれからちゃんとかたずける
いい子になりましたとさ

きっと「ちっちゃいおっさん」っていうのは
最近の若い人たちのなんか、こりゃだめだろう
ってとこを、戒める為にでてきているに違いねえぞ
とるるは、何故かひとり納得している次第です。

ちっちゃいおっさんを見た方は教えてね








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