チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

ペルーのたび 3。

2008-09-20 | 616


2日目の続きからいきます。



↑延々続くブドウ畑

リマの郊外にはこういうブドウ畑が広がっている。
最近では、ペルーのワインはチリワインよりおいしいと評判らしい。
(ガイドの日系2世遠藤さん談)

あとは一面の砂漠。
砂漠地帯では養鶏業が盛んらしい。
そこまでは泥棒も来ないし、砂漠では病気が少ないんだって。
人も砂漠に移住すると病気が激減するらしいよ。
ちなみに卵1キロ→1US$、鶏肉もかなり安いそうだ。

個人の黄金博物館なる所にも行ったけど、
ミイラとかあって見どころ満載でおもしろかった。
しかしインカの人々のデザインというのは、なぜこんなに斬新でポップなのか。
おしゃれだよなーと思う。
ミイラには手術の後とかもあって、
穴のあいた頭蓋骨には金でふたがしてあったり、
なんとインプラントが施された骸骨もあったりしてビックリ。
なんなんだ古代インカ文明、おそろしいなー。
すげえー。


そして2日目のお昼ごはんであります。



↑真ん中が名物料理のセビーチェ 

簡単に言うと白身魚のマリネですね。
トウガラシがきいていて、ちょっぴり辛い。
あとはイモ。
やっぱりペルーはおいもがうまい。
橙色のほうは、もちもちしててうまい。

あとジャイアントコーンは普通のコーンの2倍くらいのでかさ。
甘くないけど、なんかすごく穀物の味がしておいしい。



↑シーフードまぜごはん パエリアみたいなかんじ



↑デザートのアイス



↑名物のお酒 ピスコサワー なんてったって名前がかわいい


ピスコサワーは葡萄から作った蒸留酒に、レモンと卵白とシロップを混ぜた飲み物。
甘いカクテルみたいで飲みやすいけど、アルコール度が15度もあるので大変キケンである。



↑レストランの外にいたわんこさん


ペルーでも野良わんこが沢山いた。
やっぱり大型犬が多いかな。
車の通りが激しいし荒いので、足の悪い犬も沢山いた。

でも犬を怖がる子供も、
犬を追い払う人もいない。
攻撃的な犬も、吠える犬も犬同士のけんかも見ない。
ずっと前からそうだったんだろうなあと思う。
自然に人と犬が共存してる光景。

やっぱりペルーでもわんこさんの写真を沢山撮ったなー。


明日は早朝からナスカの地上絵に向かうので、
この日はナスカのホテルで食事。



↑パスタスープらしきもの



↑肉



↑デザートのケーキ ソースでナスカの地上絵が描いてある



↑ これは「猿」 上のは「蜘蛛」


フジモリさんの現地での評判ってどうなんだろう、と思ってたけど、
アンデスに杉を植えてペルーに水をもたらしたり、
天然ガスのプラントを作ったり、(テロが怖くて誰もやらなかったのを、
フジモリ氏が軍隊にガードさせることによって40年ほど前に成功させたらしい)
国のためになることを沢山やった人なんだそうだ。

ガイドの遠藤さん(お父さんは山形出身)は、何度も何度も、

「新聞はフジモリの悪いことしか書かないけれど、
でも彼は、いいことだって沢山沢山した」

と繰り返していた。

あれか、忠臣蔵の吉良上野介みたいなもんか。

と思ったり。

日系の遠藤さんは、
やっぱりフジモリさんに思い入れがあるんだろうな、と思ったり。

というわけで、ペルーという国自体は豊かになったんだけど、
国民がどうも働かないので、貧しい人が多いんだそうだ。


3日目はいよいよ、ナスカの地上絵!