チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

パラオのたび 2日目ジェリーフィッシュレイク編。

2009-07-01 | 616


サメと一緒に泳いだ後、
ついにパラオの目的地の1つ、ジェリーフィッシュレイクへ。

ちなみに、ジェリーフィッシュというのは「くらげ」のことで、
10分ほどトレッキングをしたところにその湖じゃないレイクはあります。
ここのクラゲはタコクラゲの一種で、
天敵がいないため毒がほとんどなくなってしまった安全クラゲです。
タコクラゲなので足が8本あります(ホント)。

毒がほとんどないので、一緒に泳げるというわけです。
(全くないわけではありません。後に証明されます)

圧巻でしたよ。

想像以上の世界でした。





ね?






ネットとかで見る写真は誇大広告だと思っていたので、
目の前に広がる神秘的な世界に圧倒されました。
世の中、まだまだ知らない場所だらけだなー!





↑このように、ここでは必ずライフジャケット着用です。
あと足ひれね。

なぜかと言うと、ライフジャケットがないと体勢を保つためにバタ足をするでしょ?
あと手もバタバタするし。
足ひれがあればゆっくりと動かすだけで進むけど、
なかったら激しく動かさないと進まないもんね。
繊細なクラゲたちの体に傷が付いて死んでしまわないように。
余程泳ぎに自信のある人でない限りは、
この装備は必要だと思います。

ジェリーフィッシュレイクを含むロックアイランドに入るには許可証が必要で、
さらにジェリーフィッシュレイク自体にも許可証がいるんです。
(お金を払って購入します)
入口にはチェックするレンジャーがいます。

ジェリーフィッシュレイクでは生態系を守るために、日焼け止めを塗ることも禁止されてます。

何でもそうですけど、
後は個人の意識の問題になりますね。

後から来た外国人の団体は、
足ひれ付けずにガシャガシャ泳いでましたからねえ。



↑カメラを水面に向けると、こんな「空飛ぶクラゲ」写真が撮れます。


頭を下にして潜らなくても沈めるんです。
それがここではかなり有効。
頭下にするとどうしてもガシャガシャしちゃいますからね。
ライフジャケットを脱いで、肺から息を出しきって、
そうすると人間自然にゆっくり下へ下へと沈みます。
それをあゆみに撮ってもらいましたー。



↑こんな風


上がるの大変だけどね。
ちょっと手で水をかくと、どうしたってクラゲを触っちゃう。
あっゴメン大丈夫?傷ついてない???とヒヤヒヤ…。
足ひれ動かすのもドキドキ。

だって1人1人が気を付けていかないと、
何年か後にはもうこの光景は見れなくなってしまうかも。

だから入口だけじゃなくて、レイク自体を監視するレンジャーがいればいいのに。
ていうかいてくれー
そしてレイクを守ってちょうだい
と切に思った私でございます。

ちなみに、レイクにまんべんなくいるわけではなく、
沢山いる箇所といない箇所があったりして、
曇ってくるとひくぐらい大量に出てきたりします。
(曇ると、光合成をしようとより日光を求めて底から上がってくる)
静かで暗い水中を漂うおびただしい数のクラゲの姿は、
神がかり的に不思議で息を飲むような美しさでした。

満足!!!

そうそう、最初のほうで書きましたが、
ここのクラゲは「毒がほとんどない」のであって「ない」のではありません。

ガイドさんが、
「口などの粘膜に触ると、やっぱりちょっとだけピリッとしますよ」
と教えてくれました。

そして実演して見せてくれました。

私は痛いのとか嫌いなのでやりませんでした。
なんで痛いって分かっててやるのよ (´・ω・)

この「ピリッ」がくせになるそうです。

そして船に戻ったガイドさんは、
口元が赤くなっていました。

言わんこっちゃない (つд⊂)エーン 

でもこの赤みもすぐに取れます。

変な冒険しなきゃいいだけの話なんです。

ねっ あゆみ。


続く。


あっ

やっぱこれも載せとこうっ



↑日本軍が使っていた大砲の残骸(右側)


でもこんなちっさな大砲じゃ、
アメリカ艦を沈めることはできなかっただろうという話。
戦争ってむなしい。

そしてうってかわって



↑通称「波平アイランド」


ヤシの木が1本しかないから「波平アイランド」。
(正式名称では決してないだろう
大体こんなの日本人にしか分からない)

こんな国パラオ。

同じく有名だった「オバQアイランド(ヤシの木3本)」は、
突然2本倒れて、ついに第二の波平アイランド化したらしい。

そんなパラオ。


続く。