チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

ペルーのたび 4。

2008-09-22 | 616


大好きなきよしくんが入院して、
(きよしくんはおかんの姉よしえちゃんのダンナ様)
弱っているものの、マチュピチュの写真を楽しみにしてくれていて、
昨日持って行ったらとっても喜んでくれました。
石職人のきよしくんにはかなりエキサイティングな建造物だらけらしい。

お土産のペルーの本数冊と写真を枕もとに置いて、
看護婦さんに自慢げに語るきよしくんはとても嬉しそうだった。
よかった。

そんなこんなでまだまだ続くペルーのたび。


3日目。

前日の夜にホテルに着いたため、
どんなホテルなんだか全くわからなかった我々。
起きてビックリ!

部屋の中もそっくりだと思ってたけど、
私とまきんこが滞在してたバリ島のホテルにそっくりじゃん。



↑もちろんこんなにキレイではなかったですけどね


部屋の目の前にプールがある
部屋の外はもう屋外
とかね。



↑素敵でしょ


こういう、開放感があって南国チックで、
尚且つ高級すぎず、どっか抜けてる感のあるホテルが好きです。
しかもこの日は超いい天気で気分は最高。

ちなみに部屋のどこがいいかというと、
洗面所がシャワールームの外にあるということ。
これは2人以上の時は大変便利。



↑屋上からはナスカの山々 ビューティホー



↑片づけてから撮れよってね 片づけたんです一応一通り


で、朝ごはんですよ。
この日も早起きだったんですが、
なかなか良いごはんでした。



↑やはりパンがやわらかいー



↑上はなんとサボテンの実


サボテンの実はほんのり甘い南国フルーツ系の味。
硬い種が沢山あるので、種はかまずに捨てます。
口の中でごにょごにょ実だけ食べるのがコツ。





さて、いよいよナスカの地上絵。





ナスカの町を抜けて、セスナの飛行場へ。

このセスナに乗るには、ひどいと何時間もかかることもあるらしいけど、
私たちはすごくラッキーで、
霧もスッキリ晴れてるし、朝一で乗れることになりました。

時間がかかりすぎて乗れずに帰国するツアーも多々あるらしい。



↑6人乗りのセスナ 中はギュウギュウ詰め


まきんこと妹は後のセスナに一緒に乗り、
私は一人。
やばい写真撮れなかったらフォローで撮る人いないじゃん、とあせる。

なぜなら私、
以前オーストラリアでセスナに乗ったとき、
酔ったから。

もちろん酔い止めは飲んだけど、
右へ左へぐるんぐるんアクロバット飛行をするセスナさん。
(おかげ様で右の座席の人も左の人も平等に見れる)
下を見続けたり、カメラの液晶を見たりしてるとさすがに酔いそうになる。
オエー

でもアクロバット飛行とパイロットくんの説明のおかげで、
(「ミギー!サルー!」とか叫ぶ)
結構ちゃんと見れた。

慣れるまでは「ウォーリーを探せ!」かと思ったけど。

そう、地上絵、かなり見にくい。

気合で撮った地上絵の一部をどうぞ。
かなり頑張った。
この「かなり頑張った度」は、実際に行って飛んだ人にしかわからない。
すげー難しいんだよ撮るの あっという間だし
なんてったってしろうとだもーん



↑「くじら」



↑左下「犬」



↑「コンドル」



↑「蜘蛛」



↑自信作「ハチドリ」



↑「手」 この左の展望台に後で行きます


うーん感動だ
この生涯で見れるかどうかと思っていたこの地上絵

見れた

すげー

すっげー!

と、興奮のうちにあっという間に終わっちゃいました。


次は、ナスカの町の昔ながらの陶器職人さん訪問。

しかしペルーの人は、お墓から色んなものを持ってきて使ってます。
磨くのに使ってるその石、
考古学的には貴重なものなんじゃないんすか。
いいんすか、普通に使ってて。



↑陽気なおじさん



↑大体デザインがゆるすぎないか



↑デスメタルな花嫁 らしきデザイン


異国の文化はかように理解し難いものなのであった。


世界のわんこシリーズ ナスカ編











大きくてかわゆし。
ナスカわんこは警戒心が強いのか、なかなか近寄らせてくれなかった。
ムツゴロウさんにコツを教わりたい。


そしてまだまだ続く3日目!




ペルーのたび 3。

2008-09-20 | 616


2日目の続きからいきます。



↑延々続くブドウ畑

リマの郊外にはこういうブドウ畑が広がっている。
最近では、ペルーのワインはチリワインよりおいしいと評判らしい。
(ガイドの日系2世遠藤さん談)

あとは一面の砂漠。
砂漠地帯では養鶏業が盛んらしい。
そこまでは泥棒も来ないし、砂漠では病気が少ないんだって。
人も砂漠に移住すると病気が激減するらしいよ。
ちなみに卵1キロ→1US$、鶏肉もかなり安いそうだ。

個人の黄金博物館なる所にも行ったけど、
ミイラとかあって見どころ満載でおもしろかった。
しかしインカの人々のデザインというのは、なぜこんなに斬新でポップなのか。
おしゃれだよなーと思う。
ミイラには手術の後とかもあって、
穴のあいた頭蓋骨には金でふたがしてあったり、
なんとインプラントが施された骸骨もあったりしてビックリ。
なんなんだ古代インカ文明、おそろしいなー。
すげえー。


そして2日目のお昼ごはんであります。



↑真ん中が名物料理のセビーチェ 

簡単に言うと白身魚のマリネですね。
トウガラシがきいていて、ちょっぴり辛い。
あとはイモ。
やっぱりペルーはおいもがうまい。
橙色のほうは、もちもちしててうまい。

あとジャイアントコーンは普通のコーンの2倍くらいのでかさ。
甘くないけど、なんかすごく穀物の味がしておいしい。



↑シーフードまぜごはん パエリアみたいなかんじ



↑デザートのアイス



↑名物のお酒 ピスコサワー なんてったって名前がかわいい


ピスコサワーは葡萄から作った蒸留酒に、レモンと卵白とシロップを混ぜた飲み物。
甘いカクテルみたいで飲みやすいけど、アルコール度が15度もあるので大変キケンである。



↑レストランの外にいたわんこさん


ペルーでも野良わんこが沢山いた。
やっぱり大型犬が多いかな。
車の通りが激しいし荒いので、足の悪い犬も沢山いた。

でも犬を怖がる子供も、
犬を追い払う人もいない。
攻撃的な犬も、吠える犬も犬同士のけんかも見ない。
ずっと前からそうだったんだろうなあと思う。
自然に人と犬が共存してる光景。

やっぱりペルーでもわんこさんの写真を沢山撮ったなー。


明日は早朝からナスカの地上絵に向かうので、
この日はナスカのホテルで食事。



↑パスタスープらしきもの



↑肉



↑デザートのケーキ ソースでナスカの地上絵が描いてある



↑ これは「猿」 上のは「蜘蛛」


フジモリさんの現地での評判ってどうなんだろう、と思ってたけど、
アンデスに杉を植えてペルーに水をもたらしたり、
天然ガスのプラントを作ったり、(テロが怖くて誰もやらなかったのを、
フジモリ氏が軍隊にガードさせることによって40年ほど前に成功させたらしい)
国のためになることを沢山やった人なんだそうだ。

ガイドの遠藤さん(お父さんは山形出身)は、何度も何度も、

「新聞はフジモリの悪いことしか書かないけれど、
でも彼は、いいことだって沢山沢山した」

と繰り返していた。

あれか、忠臣蔵の吉良上野介みたいなもんか。

と思ったり。

日系の遠藤さんは、
やっぱりフジモリさんに思い入れがあるんだろうな、と思ったり。

というわけで、ペルーという国自体は豊かになったんだけど、
国民がどうも働かないので、貧しい人が多いんだそうだ。


3日目はいよいよ、ナスカの地上絵!



ペルーのたび 2。

2008-09-19 | 616


2日目前半戦いきます。

初日に到着したのはシェラトンリマ。
さすがのきれいさでした。
しかし3人女子が同室となると、シャワーが大変。

結局寝たのは1時過ぎで、この日は6時起き。
超眠い。

でも楽しみなのはモーニングビュッフェ。
ちなみに外国で「バイキング」は通じません。
さらに言うと「ビュッフェ」って発音も違うけど、
日本人なのでバイキングと言いたいですが1歩ゆずってビュッフェと。








とにかくここの朝ごはんはおいしかった。
この日は割と種類も揃っていて、パンもたくさんあって、
フレッシュチーズにオリーブオイルたらしてみちゃったりして、
イタリアの時よりもパンが断然おいしい!



↑部屋からの景色


ペルーの大きな街は、とにかく道路工事ラッシュで、
あちこちの道路が掘り返されてました。

朝ごはん満腹の後は、リマの観光にGO☆



↑アルマス広場 ペルーでは主となる広場は皆「アルマス広場」



↑広場と道をはさんで向こう側には 大統領官邸



↑カテドラル



↑カテドラルの中


これ撮った時に、新しいカメラの性能の良さに驚きました。
薄暗い建物の中でこの写りはすばらしー!
しかしまだまだ使いこなせず、説明書とにらめっこ状態は続く。



↑歴代の偉い人(超あいまい)が眠っています


とても素晴らしかったけど、
教会とかの迫力というかそういうのはやはりイタリアのが上でした。
こっちはこっちで味わい深いんですけどね。
ペルーにはペルーの良さが。




↑恋人たちの公園


地元の大学生たちがお金を出し合って作り上げたところらしい。
かなり密着した男女のオブジェ。


いかん、ものすごく長くなりそうだ。
どうしよう。

せっかくなのでいつもよりちょっと画像を大きめにしてみましたが、

ひょっとして見にくい???

んー
次のはどうしようかな。
もうちょっと小さくするかー

次は2日目の後半いきます~



ペルーのたび 1。

2008-09-17 | 616


ふー

ようやく体調が戻りつつあります。
そしてたまっていた仕事もどうにかこうにか。

いやーびっくりしたホント。

帰国中のダラス―成田間で気持ち悪いなーなんだこりゃーって思ってて、
セントレア着いてごはん食べてからもムカムカしてて、
んー
と思ってたら、
寝て1時間もしないうちに目が覚めて、

あつい。

と。

顔が沸騰する…と。

私の中では、血管がコポコポ音をたてて沸騰している感覚で。

頭痛もないし、ただ熱いだけ。

ぐおおおおおー
つらいー
だるいー

しばらくふーふー言ってましたが、
熱を計ってみると、
むむー 39度を振り切っているではないか。

そしてまたしばらくふーふー言ってみたものの、回復の傾向ナシ。
つらくなる一方。

だれか…

救急車を呼んで下さい…

と心から思うも、夜の夜中に私の心の声はかき消され、

朝を迎えても38度5分以下に下がることはなく、

祝日で病院もやってないし、
「南米=デング熱」
の図式が頭をよぎるし。

看護師のななママにメールして、指示を仰ぎ、
バファ〇ンとスポーツドリンクで1日を過ごしたら、
翌日には微熱まで下がってました。
おおよかった、デング熱じゃなかったみたい。

というわけです。

ただいま戻りました。


今回の旅、フライト時間が半端なく長かった。
乗り換えも多かった。

まず行き、

中部国際空港 ― 成田 (1時間15分)

成田 ― ダラス (11時間45分)

ダラス ― マイアミ (2時間45分)

マイアミ ― リマ (5時間35分)

乗り換えの待ち時間とかも合わせるともっとすごいことに。

でも行きは楽勝でした。
今考えるとね。
胸のトキメキが違いますものね。

それでは恒例(?)の、機内食~!


↑初のアメリカンエアラインズの機内食 かつどん



↑軽食



↑朝ごはん



↑なんだこれ なんだっけ 忘れちゃった


結果として言えば、
AAのごはんはあまり私好みではありませんでした。残念。
機内食大好きの私としては珍しく、結構残しました。
好みの問題ですけどねこれは。

この日の日記も超短いです。


観た映画…「SEX AND THE CITY」と「相棒」

<感想> 「SEX AND THE CITY」声が最悪で超ガッカリ

鼻炎がひどくて鼻炎薬投入の為、フライトの大半は爆睡。
マイアミ―リマ間で飲んだHOT TEAはほうじ茶疑惑。
同じくマイアミ―リマ間、エンジンがかかるまでエアコン効かず蒸し風呂。
その後は冷蔵庫。


あとはこの日見た変な夢の内容がとうとうとつづられていました。


おまけの画像



↑なんと左がライトで右が空調 どう見ても逆だろう、の画像。


こうしてフライトのみで過ぎて行った1日目でした。
ちなみに時差は14時間。
日付変更線超えました。
ペルーの言語はスペイン語。

何度もイタリア語の「グラッチェ」とスペイン語の「グラシアス」を間違う。