宮崎に帰ったらきまって回転焼き屋さんに出かける。特に熱いお茶だけでは温まらないこの時期は、回転焼きがいちばんだ。昨日もあつあつが食べたくて行列も覚悟で出かけた。
若草通りの蜂楽饅頭は、しっとりとしたあんの甘さとパリッとした皮の感触が絶妙のバランスでとても美味しい。白あんと黒あん、どちらも甲乙つけがたく毎回一個ずつ二個ダイエットを一瞬忘れてはいただいている。
できたては熱かったので、顔を上向きにしてふわっと湯気が昇るように食べたら、つい子どもの頃の感触を思い出した。買い物から帰った姉が湿った紙袋から回転焼きを出して、手にのせてくれた寒い冬が懐かしい。
甘いあんこの砂糖は頭の大切な栄養とか。そう言えば、頭の良い友達はみな甘党だった気もする。物忘れも気になるし、小豆には骨粗しょう症予防に効果的なミネラルがいっぱいだし、回転焼きをいただく口実がまた見つかった。 (^。^)y-.。o○