花の都東京は、何でも揃っていて、直ぐに手に入る、ほんとうに文化の中心だと思っています。
ただ東京に無かったものは、お味噌汁に入れると美味しい「さみどり色の菜っ葉」がなかったかな。
もちろん京野菜や鎌倉野菜のような地方の野菜なので、無理もなかったのですが、いろいろと探しました。
お味噌汁に、宮崎ではよく薄緑の菜っ葉を入れます。灰汁もなく元気の出る味噌汁になります。
先日、日向市東郷町の道の駅で、土の香のする地元野菜「ふだん草」を見つけました。
とても懐かしくて、茹でて灰汁をとり白和えにしていただきました。
東京では葉野菜こまつなに初めて出会いました。今ではどこにでもありますが、その頃はとても珍しく栄養価の高い小松菜をいろいろな料理に使い始めました。
太陽の光をいっぱい浴びて育った、その地方の葉物野菜の食文化大切にしたいですね。