お茶席で水菓子など水分の多いお菓子やくっつきやすいお菓子の時、普通の懐紙の上に一枚敷いて使うのが、りゅうさん紙です。
普通の懐紙の中に何枚か一緒に忍ばせておくと便利ですよと、戴いたのが使い始めですが、すっかり、夏場の必需品となっています。
食いしん坊の私は、りゅうさん紙イコール水饅頭と思うくらいです。
梅雨明けの昨日のお茶では、まさにその通りりゅうさん紙の出番でした。
床の掛け軸は、
「 雪収山嶽青 」( くもおさまりてさんがくあおし )
雲が収まって青々とした山が見えてきた、
悟りの境地をあらわしていて、山を仏心に、雲を煩悩になぞらえ、煩悩が消えて仏心が明らかになった、
“何か吹っ切れた時に使ってもいいですよ”ということでした。
梅雨明けの、この時期に学ぶ、良い御軸だと思いました。
煩悩が消えて、甘いお菓子をいただいて、頭の回転が良くなったような気がしてきました。
さて、いつまで続きますやら・・・。
今日は、夫にもりゅうさん紙の上に水菓子でおもてなしです。
同じ効能を期待しつつ、焼酎グラスで一服どうぞ。 (^。^)y-.。o○
いつもご訪問いただきありがとうございます。
今日も皆さまに、いいことありまように・・・。