お彼岸には、おはぎですが、今年は卵焼きをお供えしました。
彼岸花とは、まさに彼岸の頃に咲くのですね。
庭の片隅に咲いた白い彼岸花に亡き母や姉を思い出しました。
終戦後しばらくしても日本はまだ貧しく、卵は高価なものでした。
弁当箱に甘い卵焼きが、ほんの一切れでしたが入っていると大喜びでした。
七輪の上で丁寧に卵焼きを作っていた母や姉の姿が、白い彼岸花と重なり合って、ふと卵焼きが懐かしくなりました。
普段はちょっと買えないハイクラスの卵を買って、手づくり料理の基本のキ、卵焼きを久しぶりに作りました。
亡き母や姉が、「覚えてくれていたの」と話しかけてくれたような気がしました。
御下がりを美味しくいただきました。
そのような今日もいい日です。
御訪問いただきありがとうございます。
連休中のコロナ対策
気を抜かずに過ごしましょう。
台風の被害報道、心からのお見舞いを申し上げます。
被災地の皆さまに穏やかな日常が早く戻りますようにお祈りいたします。
心身を、お厭いください。