文化の秋、少しでも教養をと夫に誘われて、「秋の昆虫たち」を受講した。昆虫の生態を聞き、昆虫も自然界で食物連鎖や微生物の分解等重要な働きをしていることが分かった。
みのむし、スズメバチなど、たくさんの秋の昆虫の話を聞いたなかでも印象的だったのが、アサギマダラの話だった。
アサギマダラは「旅する蝶」として有名で、春から夏にかけて南から北へ長距離を移動し、秋になると南下するようだということだった。
最近は移動の謎は「マーキング」で調査されているとか。茶花にも使われる秋の七草フジバカマの密を求めて舞う姿に感動した。
私たちもさっそく、平和台のフジバカマ辺りで舞っていたアサギマダラにマーキングして秋空に放してあげた。びっくりしたのか、横たわっていたが、すくっと起き上がり飛んで行った。
遠く離れた台湾あたりまで飛ぶという、どうか安全に渡ってほしい。「いってらっしゃい」と初めて蝶に声かけた。(^^)/