「八転び七起き」の人生

「七転び八起き」の間違いではなく、現在八回目の転倒から起き上がろうともがいている男の「人生の回顧録」です。

実は・・・・

2011-02-14 | 日記
生物と物理でとんでもない点をとったことを書いたのですが、実は、「他の科目」は惨憺たる成績だったのです。

通知表に記載される成績は、通常は「1~5」が多いのだが、早稲田では「1~10」で記載され、中間テストと期末テストの点数を基準に決められるのですが・・・・。

「3」は落第点で、3科目で「3」を取ると「留年(落第)」と言う事になります。

私は中三の時に3科目で「3」を取り、正に落第の危機に立たされたのです。

2学期の時だったと思うが、担任から「このままでは中学を卒業できない(留年)が、どこか他の高校に行くなら卒業を認める」と言われるのである。

しかし、そのときの私は「落第かー!、別にどうでもイイよ」といった投げやりな気持ちでいたのですが・・・・。

それを聞いた父はたいそう腹を立てたようで、後で聞いた話によると、「血相を変えて学校に怒鳴り込んだ」のだそうである。

そのためだろうか、私とすれば落第を覚悟していたのに、気がつくと「高校に進学できていた」のである。

しかし、こんな状態なのだから、「幾何」「代数」「化学」「歴史」「古文」「漢文」など、いくら講義を聴いても「チンプンカンプン」で、2学期の中間テストでは、父に対するあてつけから「答案を白紙で提出」と言う事になるのである。

これもすぐに父の知るところとなり、「そんな気持ちならやめてしまえ!」と言われ、即座に「ああやめてやる!」と言う事になるのである。

翌日から学校に行かなくなるのだが、父とすればかなりあわてたようであるが、自分で「やめてしまえ!」と怒鳴った手前、対応に苦慮したようである。

親友が何人か説得に来たのだが、私の意志の固さに、何も出来ず引き下がるしかなかったのである。

この後の私は、今で言えば「ウツ」または「引きこもり」のような状態になり、殆ど毎日のように「自殺」と言う事を考えていたのである。

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