「八転び七起き」の人生

「七転び八起き」の間違いではなく、現在八回目の転倒から起き上がろうともがいている男の「人生の回顧録」です。

子供とその母親(妻)の話  ②

2010-02-11 | 日記
息子が小学生の頃は何かにつけ妻が学校の役員を引き受けていて、私は余り表に出ないようにしていたのだが、小学校卒業を控えて突然私に「中学のPTA本部役員」になってくれと言う依頼が舞い込み、始めは強く断ったのだが、ある先輩役員からの執拗な要請を受け仕方なく引き受けることになったのですが、それが妻にとっては面白くなかったのです。
元々が「目立ちたがり屋でちやほやされたい質」の妻にしてみれば、「自分がやりたい」と思っていたことを私がすることになるのですから面白くなかったのでしょう。
私とすれば軽い気持ちで引き受けたのだが、先輩役員から聞いていた「PTAのお手伝い程度」と言う話とは裏腹に「1年で監事、2年で幹事、3年では会長か副会長」と言う予想外の話で、「話が違うじゃないか!」と私が講義すると「俺たちも同じように騙されたんだよ」と言う話で、「本当のことを話すと引き受け手がなくなるので毎年同じ手が使われている」と言うのです。
本部役員の数は「3人の学年が2つ、4人の学年が1つで、計10人」と言う体制なのだが、各学年に1人女性が含まれ、基本的には「男が会長になる」と言うことになっていたのですが、私と同じ学年のもう一人の男性は、始めから「非協力的」で、結果的に私が前面に立たざるを得なくなるのですが、私の知らないところで「3年になったら私が会長で決まりだ」と言う話が密かに流れていたのですからたまりません。
1年の監事のときは未だそれ程でもなかったのですが、2年で幹事になると何かに付け発言する機会が増え、地区役員が集まった会議などではどうしても発言せざるを得なくなるのだが、その会議があって翌日にはきまって「何であんな余計な事を言うのよ!!」と言う叱責を妻から受ける事になるのです。
妻は会議に出ていないのだから話の内容など知る由もないのだが、会議に参加した地区役員の中にいる「幼馴染み、親戚、知人」などからの話(誹謗中傷)を聞いて一方的に決め付けてくるのですからたまりません。
更に「会長候補と言われていい気になっている!」だとか「先生たちにちやほやされていい気になっている!」などと言う言い掛かりまでつけてくるのですから、これにはさすがの私も参ってしまい、何とか会長を辞退しようと努力はしてみたのだが、2年の10月ごろになると、非公式な話ではあるが「会長を引き受けて欲しい」と言う要望が現会長や校長、教頭先生などから出るようになり、「最早逃げる事は不可能」と言う事態に追い込まれ、「会長を引き受ければ家庭が崩壊する」と言う事は避けられない事なので、「それならばその前に離婚をしてしまおう」と考えるようになり、「正式な会長就任要請」が出る前に離婚を決意したのです。
始めは妻も別れることを嫌がっていたのだが、結婚当初から何度となく、まるで脅し文句のように「別れる」と言うことを妻の方から口にしていたので、最終的にはしぶしぶ受け入れたのです。
「話し合いで何とかならなかったのか?」と思う人もいるだろうが、妻の姉たちを立会いに話し合い「これからは気を付けなす」と言う約束を何十回となくしたのだが、その約束は全て反故にされ、最早話し合いの余地は無かったのです。
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