「八転び七起き」の人生

「七転び八起き」の間違いではなく、現在八回目の転倒から起き上がろうともがいている男の「人生の回顧録」です。

備えあれば憂いなし(転ばぬ先の杖)

2010-03-11 | 日記
これは私の基本的な考え方で、今の私があるのは正にこのことを実践してきたおかげでしょう。
こんな事を書着始めたのは、最近私の家で「予期せぬ出費」が必要になったのだが、その額は、昨年1年間必死?になって節約した額でほぼ賄える金額だったのですが、「節約をしていなかったら」と思うとゾットします。
「予期せぬ出費」とは、38年間使ってきた水道管が破損し、工事をした水道屋に修理を依頼したのだが、その結果は「破損部分の場所が悪く修理出来ない」と言う事で、新たに水道管を埋設しなくてはいけなくなってしまったのです。
明日から2日がかりの工事に入るのだが、このように、予定外の出費や車の買い替えなど、ある程度まとまったお金が必要になる事はけして珍しい事ではないのだが、多くの場合はその時になってあわてる事が多いのではないだろうか。
私のブログを始めから読んで下さっている方はわかると思うのだが、私は小さい頃からお金のありがたみが身に沁みており、常に「万一の備え」を確保するように努力をしてきたのですが、必ずしも十分ではなかった時もありました。
それではお金が足らなかった時はどうするかと言うと、当然の話ではあるが「借金をする」と言うことになるのだが、やむを得ず借金をしてしまった時は、直ちに「借金返済が最優先」と言う生活パターンに切り替え、可能な限りすみやかに借金を返済してきたのです。
そして、借金の返済が終わったあとも「出来る限り借金返済時の生活パターンを維持する」と言う事で、少ない収入でもいつの間にかお金が貯まって来るのです。
このことを如実にあらわしているのが、子供が小学生だった頃の話だが、ある日突然子供から「お父さん、うちは貧乏なの?」と言われた事があるのだが、当時はバブルの真っ盛りで、友達のうちでは次々に新しい車や電気製品を買っていたのに、我が家では全くそのような事をしていなかったので貧乏に見えたのでしょうが、その結果として無事に大学を卒業させる事も出来たのです。
そして、このような生き方が私の外見にも表れているようで、実際はかなり貧しい生活をしていても、「多少でも備えがある」と言う余裕と、「貧しさ慣れ?」が貧しさを隠しているのでしょうが、昔おばあさんから「いくら貧しくても心まで貧しくなるな」と言われた事も大いに役に立っているのですが、現代社会は「物質的には豊かだが、心は貧しい時代」ではないだろうか。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ザリガニの想い出 | トップ | 近況報告 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今日は昼寝し過ぎてなかなか寝られない~! (百合)
2010-03-17 00:42:49
今日は百合は久しぶりにゆっくり休んでなかなか寝られなくて、おじさんのブログにコメント書いてま~すo(^-^)o百合思うんだけどさ、なんで物質的に豊かになると心が貧しくなるんだろう?あまり物質的に豊かじゃない方が心が豊かな感じがするのは気のせい?なんだか物質的に豊かになると、その物質に振り回されているんじゃないかなぁ?なければないで結構工夫して遊んだり、作ったりしたよ~。でもおじいちゃん・おばあちゃんの話聞いていると、百合達には想像つかない遊びかたもあったみたいだけど…。例えば野球なんておじいちゃんの話じゃ新聞紙にボロきれ巻いて、バットは木の枝を適当に選んで使ったとか…。百合には想像つかないけど、お金使わないで楽しく身体動かして遊ぶ工夫は百合は天才らしいよ。友達にそう言われるんだけど、あまり本人自覚してないんだよね。あらら~変な話になっちゃった。そろそろ寝るね。明日仕事だし、早出だから…。寝られない時にたまに親の焼酎を少し失敬して飲んだり、コンビニで買って飲んだりするんだよね。ちなみにおじさんはお酒少しは飲む?それとも全然飲まない派?百合はごくたま~にコップに五ミリ程度入れて水で少し薄めて飲むんだよね
返信する
お酒は強いのだが・・・・ (へそ曲がりおじさん)
2010-03-17 04:18:19
ブログの中でも書いているのだが、酒乱だった父の影響で心理的には好きになれないのだが、飲めばかなり強い方だと思いますが、飲んだ翌朝の気分が嫌になり、10年ほど前から飲むのはやめています。
最高に飲んだ量は、ビールでは1ダース以上(27歳の時だが)、ウイスキーは二人でボトル1本、日本酒は1升近くで、基本的には飲むと陽気になるタイプだが、酒にまつわる武勇伝もいくつかありますが、家で飲むことはまったくありません。
さて、「人間は何故物質的に豊かになると心が貧しくなるのか」だが、私が考えるところでは「物質に心が奪われ、心と心の触れ合いがなくなるから」だと思っている。
「古き良き時代」と言う言葉があるが、デジタル化した現代では「古い=ダメ」と言う図式で表されることが多いのだが、高度経済成長を実現させたのは「古い時代に育った人間」だと言う事も忘れてはいけないだろう。
「ぼろ布で作ったボールに木のバット」、今ではとても想像は出来ないだろうが、昭和20年代まではごく当たり前の風景で、「三角ベース」だったり、車もあまり通らないので「道路が遊び場」でもあったのです。
今はお金さえ出せばなんでも買える時代にはなっているが、その一方で「お金がないと暮らせない」と言う問題もあり、それぞれ一長一短があるのですが、発想を転換させると「長所が短所になる(その逆もあるが)」と言う事も考える必要があるだろう。
返信する
このところ忙しくて… (百合)
2010-03-26 23:11:57
なかなかコメント入れられなくてごめんなさいm(__)m。でもさ、このおじさんのコメントもおじさんのブログに書いた方がよかったかも…。百合への返信じゃなくて…。だってこのところひとり言の内容っぽくなっちゃってるんだもん。もっとおじさんの体験とかいろいろ書いて欲しいなー。
返信する
ご忠告ありがとう (へそ曲がりおじさん)
2010-03-27 02:42:10
百合さんのおっしゃるとおり、最近少々考えがまとまらず、何となく行き当たりばったりで書いているような状態で、何のために新しいブログを作ったのか意味がわからなくなっているのです。


返信する

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事