(2015/サム・テイラー=ジョンソン監督/ジェイミー・ドーナン、ダコタ・ジョンソン、マーシャ・ゲイ・ハーデン/125分)
「アルジェの戦い」、「ひまわり」と旧い作品が続いたのでここらで21世紀の作品をとレンタル店を覗いて、エロティック系と分かりつつもジャケットの女の子が可愛いかったのでオヤジの助平心を解放してコレ借りてきました。
僕が若い頃にも「キャンディ」とか「ファニーヒル」とか、そして代表的なものとしては「エマニエル夫人」なんちゅう所謂ソフトポルノ的な作品があって、ついふらふらと観に行ったもんですが、最近のは「シェイム」とか「インフォマニアック」とかなんか病んでる感じが強くてねぇ。
なんて言ってますが、これも幾分病んではいますな。
allcinemaの解説を読むと、<世界中の女性を虜にした一大ベストセラーを映画化した官能ラブ・ロマンス>らしいです。
原作者のE・L・ジェイムズというのは実は女性。
女子大生が、若くして巨大な会社を作った青年社長と偶然に知り合い相思相愛になるも、なぜか男の方は私に恋してはいけないと一線を越えない。謎めいた男に更に惹かれるが、男も彼女とは別れがたく、“ある契約”を結んでくれたら一緒のベッドに寝ることが出来るという。果たして男のいう契約とは・・・。
女性の隠れた願望とでもいうんでしょうか。確かにエロ小説を書く女性作家って多そうですもんね。
要するに青年社長はサドでありまして、女性にはサディズムの対象者としての服従を求めてるわけです。
日常的には紳士であり、仕事も有能であり、しかも教養もある。
処女であった女子大生は、彼によって徐々に性にも目覚めていくが、“契約”を結ぶ事には躊躇してしまう。なにせ鞭やら拘束ベルトやらありとあらゆるサディスティックな道具がそろってるプレイルームまで彼の豪邸には備わっているんですから。
“契約”には交渉の余地があって、二人は一度はテーブルを挟んで条項の削除や変更もしたりするし、その間も彼女の許せる範囲でSEXを楽しむこともある。大学も卒業し、彼の近くに引っ越したりもする。
さて、この“契約”は結ばれるのか? はたまた、二人の関係はどうなってしまうのか?
なんてね。
監督は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のサム・テイラー=ジョンソン。
なんと、この人もイギリス生まれの女性監督らしいです。
青年社長クリスチャン・グレイに扮するのはジェイミー・ドーナン。ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」に出てたそうですが、特別個性的でもないので覚えてないです。
クリスチャン(皮肉な名前)は子供の頃に親から受けた性的虐待の被害者なんですが、映画はその辺の因果関係について追及することはなかったですね。
僕が気になったジャケットの女の子、女子大生アナ(アナスタシア)・スティールを演じたのはダコタ・ジョンソン。こちら(↓)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d8/da3a6149b2274a005704fec733f865c9.jpg)
1989年10月4日テキサス州オースティン生まれ。
父親はドン・ジョンソン、母はメラニー・グリフィスであります。ということは、お祖母ちゃんはティッピ・ヘドレンなんですねぇ。
ついでにメラニーが再婚したアントニオ・バンデラスは義父にあたるわけです。
僕の見た目では、お母さんより可愛いけど、色気は母方の血が薄い感じがしますね。
<2015年の2月に公開されたフィフティ・シェイズ・オブ・グレイでは、オーディションを受けて主役を勝ち取り、ヌードやラブシーンなどの難度の高い演技にチャレンジし話題になった。ダコタは、両親のドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスは、サポーティブであるが今回の映画だけは見せたくない、そして両親も見ないと言っていると数々のインタビューで答えている。本作により、ピープルズ・チョイス・アワードのドラマ映画女優賞を受賞し、英国アカデミー賞のライジング・スター・アワード2016にノミネートされた>らしす。(ウィキペディアより)
ヌードも綺麗だったけど、心理的な葛藤も繊細に表現されていて、個人的には更なる飛躍に期待大の女優さんです。
2015年のアカデミー賞とゴールデン・グローブでそれぞれ歌曲賞にノミネート。
不名誉なラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)では、ワースト作品賞、ワースト主演男優賞、ワースト主演女優賞、ワースト脚本賞(ケリー・マーセル)を受賞、ワースト監督賞にもノミネートされたそうな。
「アルジェの戦い」、「ひまわり」と旧い作品が続いたのでここらで21世紀の作品をとレンタル店を覗いて、エロティック系と分かりつつもジャケットの女の子が可愛いかったのでオヤジの助平心を解放してコレ借りてきました。
僕が若い頃にも「キャンディ」とか「ファニーヒル」とか、そして代表的なものとしては「エマニエル夫人」なんちゅう所謂ソフトポルノ的な作品があって、ついふらふらと観に行ったもんですが、最近のは「シェイム」とか「インフォマニアック」とかなんか病んでる感じが強くてねぇ。
なんて言ってますが、これも幾分病んではいますな。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c2/5e3d1bfd3c46156668c2806e5e9f935e.jpg)
原作者のE・L・ジェイムズというのは実は女性。
女子大生が、若くして巨大な会社を作った青年社長と偶然に知り合い相思相愛になるも、なぜか男の方は私に恋してはいけないと一線を越えない。謎めいた男に更に惹かれるが、男も彼女とは別れがたく、“ある契約”を結んでくれたら一緒のベッドに寝ることが出来るという。果たして男のいう契約とは・・・。
女性の隠れた願望とでもいうんでしょうか。確かにエロ小説を書く女性作家って多そうですもんね。
要するに青年社長はサドでありまして、女性にはサディズムの対象者としての服従を求めてるわけです。
日常的には紳士であり、仕事も有能であり、しかも教養もある。
処女であった女子大生は、彼によって徐々に性にも目覚めていくが、“契約”を結ぶ事には躊躇してしまう。なにせ鞭やら拘束ベルトやらありとあらゆるサディスティックな道具がそろってるプレイルームまで彼の豪邸には備わっているんですから。
“契約”には交渉の余地があって、二人は一度はテーブルを挟んで条項の削除や変更もしたりするし、その間も彼女の許せる範囲でSEXを楽しむこともある。大学も卒業し、彼の近くに引っ越したりもする。
さて、この“契約”は結ばれるのか? はたまた、二人の関係はどうなってしまうのか?
なんてね。
監督は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」のサム・テイラー=ジョンソン。
なんと、この人もイギリス生まれの女性監督らしいです。
青年社長クリスチャン・グレイに扮するのはジェイミー・ドーナン。ソフィア・コッポラの「マリー・アントワネット」に出てたそうですが、特別個性的でもないので覚えてないです。
クリスチャン(皮肉な名前)は子供の頃に親から受けた性的虐待の被害者なんですが、映画はその辺の因果関係について追及することはなかったですね。
僕が気になったジャケットの女の子、女子大生アナ(アナスタシア)・スティールを演じたのはダコタ・ジョンソン。こちら(↓)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/d8/da3a6149b2274a005704fec733f865c9.jpg)
1989年10月4日テキサス州オースティン生まれ。
父親はドン・ジョンソン、母はメラニー・グリフィスであります。ということは、お祖母ちゃんはティッピ・ヘドレンなんですねぇ。
ついでにメラニーが再婚したアントニオ・バンデラスは義父にあたるわけです。
僕の見た目では、お母さんより可愛いけど、色気は母方の血が薄い感じがしますね。
<2015年の2月に公開されたフィフティ・シェイズ・オブ・グレイでは、オーディションを受けて主役を勝ち取り、ヌードやラブシーンなどの難度の高い演技にチャレンジし話題になった。ダコタは、両親のドン・ジョンソンとメラニー・グリフィスは、サポーティブであるが今回の映画だけは見せたくない、そして両親も見ないと言っていると数々のインタビューで答えている。本作により、ピープルズ・チョイス・アワードのドラマ映画女優賞を受賞し、英国アカデミー賞のライジング・スター・アワード2016にノミネートされた>らしす。(ウィキペディアより)
ヌードも綺麗だったけど、心理的な葛藤も繊細に表現されていて、個人的には更なる飛躍に期待大の女優さんです。
2015年のアカデミー賞とゴールデン・グローブでそれぞれ歌曲賞にノミネート。
不名誉なラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)では、ワースト作品賞、ワースト主演男優賞、ワースト主演女優賞、ワースト脚本賞(ケリー・マーセル)を受賞、ワースト監督賞にもノミネートされたそうな。
・お薦め度【★★=助平心の解放と目の保養には、悪くないかもネ】 ![テアトル十瑠](http://8seasons.life.coocan.jp/img/TJ-1.jpg)
![テアトル十瑠](http://8seasons.life.coocan.jp/img/TJ-1.jpg)
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