先日、ブログを訪問された方がいつもの倍近くになりまして、何がそんなに受けたんだろうと「gooあしあと」を見ましたらば、原因はNHK-BSで放送された「バガー・ヴァンスの伝説」でした。関連ワードでの検索サイトからの訪問者がべらぼうに多かったのです。そんなに人気のある映画ではないはずですが、何があったんでしょう?
好きな映画です。なにしろ、ブログの概要欄に・・・
“人は誰でもどこかに自分の唯一のスイングを持っている ”
~「バガー・ヴァンスの伝説」より
こう表記しているくらいですからね。
因みに、ブログ概要欄に特定の映画の魅せられた台詞なり、コピーなりを持ってくるアイディアは、ご贔屓の「豆酢館」さんから頂きました。今はフランスにお住まいの館長は、時々文言を替えられますが、私はもう何ヶ月も、この“バガー・ヴァンス”の台詞を使っています。
不思議な黒人キャディーが、大事な試合を前にスイングを失ったと気落ちしている、かつての天才プレイヤーの前に現れ、5ドルでキャディーを請け負う。請け負うというか、申し出る。キャディーの言動に最初は戸惑っていたゴルファーも、やがて自らのスイングを再び手に入れ、戦場で大勢の部下の命と共に失った生きる勇気も取り戻す。
バガー・ヴァンスが何者か分からないのが不満だ、と仰有るブロガーさんもいらっしゃったとか。
暗闇で球を打っている、かつての天才プレイヤー、ジュナの正面から現れて、『危ないじゃないか』というジュナに『球筋を見てましたから、大丈夫』と、本来ならジュナは怒っていいとこなんですが、そんなシーンでも分かるように、この映画はファンタジーです。バガー・ヴァンスの素性はどうでもいいんです。どうしてもと仰有るんなら、バガー・ヴァンスは、そう、ゴルフの神様であり、ジュナの守護霊ですね。
色々なシーンで、バガーは含蓄のある言葉を残します。言葉もそうですし、態度にも「ベスト・キッド」のミヤギ先生の様な、俗人を超越した指導者の雰囲気があります。
ブログの概要に使用した言葉は、映画の狂言廻しでもある少年ハーディーとコースの下見をした時に、18番ホールでバガーが少年に語った言葉の一部です。その他にも含蓄のある言葉もあり、それは上記の紹介記事をご覧下さい。
ジュナのファンである少年はジュナは勝てるだろうかとバガーに聞き、黒人キャディーは『ジュナが自分のスイングを思い出せば・・』と答える。スイング、グリップとゴルフ用語を使いながら、バガーはハーディーに向かって話をする。それはまるで、人生案内をしているように。だって、この時のバガーの相手は少年だし、少年には戦うべき試合は無いんだから。
ジュナとB・ジョーンズとW・ヘーゲンのストローク・ゲームは36ホール×二日間、72ホールで争われる。
初日の前半の18ホールで12打差を付けられ、ジュナも彼を応援する町のみんなも落胆する。やけっぱちになりそうなジュナに、少年は4ホールに一打ずつ縮めればチャンスはあると言う。そして、以前はジュナとも仲良しだった父親が、この試合がジョーンズとヘーゲンの争いになったと思っているのに腹をたてる。
休憩時間に、少年は父親に腹をたてた事を言い、そんな父親が失業して、今は町の真ん中で掃除夫をしているのが自分は恥ずかしくてしょうがないとも言う。それを聞いたジュナは、破産するのは簡単だ、だが君の父親は財産をなげうって借金や従業員の賃金を支払い、必死で逆境と闘っているじゃないか、と少年を諭す。
『ゴルフが好きか?』とジュナが少年に聞く。
『最高だよ。難しいけど楽しいゲームだ。あるのは自分とボールだけ。自分自身との闘いなんだ。自分にペナルティを科す、たった一つのゲームなんだもの』
くーっ! ガキんちょのくせに、分かってるねぇ。
少年との会話で冷静になったのか、後半の18ホールでジュナはスイングを少しずつ思い出し、12打差を徐々に縮めていく。後半の最初のティー・ショット前のバガーの言葉にも強い影響を受ける。
バガーはジョーンズのティー・ショットをよく見るようにジュナに言う。そして、“フィールド”と一体化する自分とボール、スイングの重要性を語る。
“フィールド”って、人生なんでしょうね。或いは生きていく世界か。
目標はグリーンのピンなんだけど、そこまで行くのに様々なトラップやハザードが待ち受けている。それらを見通し、対処するにはフィールドをよく見るのが大事。結局、人生も自分自身との闘いということ。自分を誤れば、必ずペナルティーが返ってくる。
二日目。
2ラウンド目の残り5ホールでジュナは二人に並ぶ。勢いがついたジュナは一気に抜き去ろうと、ティー・グラウンドでドライバーを握る。バガーはジョーンズを見習ってスプーンを勧めるが、ジュナは構わずドライバーで打つ。ボールは大きく飛距離を稼いだが、バウンドが悪くフェアウェイからバンカーに転がってしまう。ジュナはバンカーからでも2オン出来ると、ココでもキャディーの言葉に耳を貸さず、ロングアイアンを手にしてグリーンを狙う。案の定、土手に掴まり再び砂の中に。結局このホールで再び3打遅れをとってしまう。
なんとかその後、持ち直すも、17番でティー・ショットが大きくスライスして右の林の中に。数本のクラブを持って林の中に入ったジュナは、ボールが絶望的な位置にあることにショックを受け、周りに誰も居ないことにも気付いて・・・。
この後のシーンも、バガーの導きが印象的です。
勝負にこだわるあまり、ショックが隠せないジュナにキャディが言います。
『ゴルフで大事なのは勝ち負けではない。プレイすることだ』と。
『人生で大事なのは社会的な成功ではない。己の人生を全うすることだ』
そんな風にも聞こえませんか?
ところで、今回の放送、DVDにしようと録画を予約したまでは良いが、30分程経過したところで、BSのチャンネルがMLBを見る時のソレになっているのに気付くというちょんぼをおかしました。
NHKさん、もう一度お願いします
*
好きな映画です。なにしろ、ブログの概要欄に・・・
“人は誰でもどこかに自分の唯一のスイングを持っている ”
~「バガー・ヴァンスの伝説」より
こう表記しているくらいですからね。
因みに、ブログ概要欄に特定の映画の魅せられた台詞なり、コピーなりを持ってくるアイディアは、ご贔屓の「豆酢館」さんから頂きました。今はフランスにお住まいの館長は、時々文言を替えられますが、私はもう何ヶ月も、この“バガー・ヴァンス”の台詞を使っています。
不思議な黒人キャディーが、大事な試合を前にスイングを失ったと気落ちしている、かつての天才プレイヤーの前に現れ、5ドルでキャディーを請け負う。請け負うというか、申し出る。キャディーの言動に最初は戸惑っていたゴルファーも、やがて自らのスイングを再び手に入れ、戦場で大勢の部下の命と共に失った生きる勇気も取り戻す。
バガー・ヴァンスが何者か分からないのが不満だ、と仰有るブロガーさんもいらっしゃったとか。
暗闇で球を打っている、かつての天才プレイヤー、ジュナの正面から現れて、『危ないじゃないか』というジュナに『球筋を見てましたから、大丈夫』と、本来ならジュナは怒っていいとこなんですが、そんなシーンでも分かるように、この映画はファンタジーです。バガー・ヴァンスの素性はどうでもいいんです。どうしてもと仰有るんなら、バガー・ヴァンスは、そう、ゴルフの神様であり、ジュナの守護霊ですね。
色々なシーンで、バガーは含蓄のある言葉を残します。言葉もそうですし、態度にも「ベスト・キッド」のミヤギ先生の様な、俗人を超越した指導者の雰囲気があります。
ブログの概要に使用した言葉は、映画の狂言廻しでもある少年ハーディーとコースの下見をした時に、18番ホールでバガーが少年に語った言葉の一部です。その他にも含蓄のある言葉もあり、それは上記の紹介記事をご覧下さい。
ジュナのファンである少年はジュナは勝てるだろうかとバガーに聞き、黒人キャディーは『ジュナが自分のスイングを思い出せば・・』と答える。スイング、グリップとゴルフ用語を使いながら、バガーはハーディーに向かって話をする。それはまるで、人生案内をしているように。だって、この時のバガーの相手は少年だし、少年には戦うべき試合は無いんだから。
ジュナとB・ジョーンズとW・ヘーゲンのストローク・ゲームは36ホール×二日間、72ホールで争われる。
初日の前半の18ホールで12打差を付けられ、ジュナも彼を応援する町のみんなも落胆する。やけっぱちになりそうなジュナに、少年は4ホールに一打ずつ縮めればチャンスはあると言う。そして、以前はジュナとも仲良しだった父親が、この試合がジョーンズとヘーゲンの争いになったと思っているのに腹をたてる。
休憩時間に、少年は父親に腹をたてた事を言い、そんな父親が失業して、今は町の真ん中で掃除夫をしているのが自分は恥ずかしくてしょうがないとも言う。それを聞いたジュナは、破産するのは簡単だ、だが君の父親は財産をなげうって借金や従業員の賃金を支払い、必死で逆境と闘っているじゃないか、と少年を諭す。
『ゴルフが好きか?』とジュナが少年に聞く。
『最高だよ。難しいけど楽しいゲームだ。あるのは自分とボールだけ。自分自身との闘いなんだ。自分にペナルティを科す、たった一つのゲームなんだもの』
くーっ! ガキんちょのくせに、分かってるねぇ。
少年との会話で冷静になったのか、後半の18ホールでジュナはスイングを少しずつ思い出し、12打差を徐々に縮めていく。後半の最初のティー・ショット前のバガーの言葉にも強い影響を受ける。
バガーはジョーンズのティー・ショットをよく見るようにジュナに言う。そして、“フィールド”と一体化する自分とボール、スイングの重要性を語る。
“フィールド”って、人生なんでしょうね。或いは生きていく世界か。
目標はグリーンのピンなんだけど、そこまで行くのに様々なトラップやハザードが待ち受けている。それらを見通し、対処するにはフィールドをよく見るのが大事。結局、人生も自分自身との闘いということ。自分を誤れば、必ずペナルティーが返ってくる。
二日目。
2ラウンド目の残り5ホールでジュナは二人に並ぶ。勢いがついたジュナは一気に抜き去ろうと、ティー・グラウンドでドライバーを握る。バガーはジョーンズを見習ってスプーンを勧めるが、ジュナは構わずドライバーで打つ。ボールは大きく飛距離を稼いだが、バウンドが悪くフェアウェイからバンカーに転がってしまう。ジュナはバンカーからでも2オン出来ると、ココでもキャディーの言葉に耳を貸さず、ロングアイアンを手にしてグリーンを狙う。案の定、土手に掴まり再び砂の中に。結局このホールで再び3打遅れをとってしまう。
なんとかその後、持ち直すも、17番でティー・ショットが大きくスライスして右の林の中に。数本のクラブを持って林の中に入ったジュナは、ボールが絶望的な位置にあることにショックを受け、周りに誰も居ないことにも気付いて・・・。
この後のシーンも、バガーの導きが印象的です。
勝負にこだわるあまり、ショックが隠せないジュナにキャディが言います。
『ゴルフで大事なのは勝ち負けではない。プレイすることだ』と。
『人生で大事なのは社会的な成功ではない。己の人生を全うすることだ』
そんな風にも聞こえませんか?
ところで、今回の放送、DVDにしようと録画を予約したまでは良いが、30分程経過したところで、BSのチャンネルがMLBを見る時のソレになっているのに気付くというちょんぼをおかしました。
NHKさん、もう一度お願いします
ありがとうございました。(ぺこり)
一昨日のも「そういうわけ」だったのですね。
私、トンチンカンなレスをしたですね。(--)
大家livedoorより障害発生のお知らせが今朝
入っておりまして現在、復旧作業中とか。
私自身も管理者画面自体に入れなかったり、入れたり、気まぐれなオナゴを相手にしている男の心境です・・・
と余計なお話は、いつものことで。(^^)
ほんとうにご迷惑をおかけしております。
いましばらくお待ちくださいませ。
復旧しましたら、ただちにご連絡に参りますので。
本作はいまだ再見しておらず、です。
メルアドも分からないし、「ひょっとして“十瑠”が拒否られてるか・・」とかは思いませんでしたが
いまさっき娘と買物三昧して帰宅したばかりで
ございましてご連絡がこんなに遅れてしまい
申し訳ありませんです。
↑~あ~~~~「スケアクロウ」ですね。
録画しただけでこれまた再見しなくっちゃ。
今回カタカナにしたら届きました。
フーッ。