現地時間 22:30
先週金曜日、授業から帰ってから、日本が陥っている深刻な状況を知りました。
授業に行く前に(朝の7時頃)地震の報道を見たような気がしましたが、
もともと日本は地震の多い国なので、深刻に考えていませんでした。
それが帰ってみてネットで状況を理解するにつれ、絶句(実際は絶句というより絶叫でしたが)。
家族、友達の安否が心配になりました。
家族とは幸いにもすぐに繋がり(国際電話は国内に比べて繋がりやすかった模様)、無事が確認できました。
友達も何人かは連絡が取れ、安心できました。
そしてその後、悲しみがこみ上げてきました。
いつかはこういうことになると思っていましたが、まさかここまでの惨状になるなんて、想像もしていませんでした。
そしてネットでの報道にかぶりつきになってみていました。
けれど、土曜日、自分はある思いに駆られました。
自分はこのままでいいのだろうか?
日本にいる皆に対し、自分は祈ることしかできないのだろうか?
ユカは大学の有志で外国人向け地震情報提供サイトの翻訳作業を始めていました。
自分には何ができるのか。
自分にはスペインから貢献できるような何かスキルは持っていません。
土曜日中ずっと考えていました。
最終的に出した結論が、
「この街アリカンテで募金活動を始める」
ということでした。
そしてすぐに大学へ連絡を入れました。
大学に許可をもらい大学公認の募金活動として、皆で活動をしたいと思ったからです。
(以下、自分の個人的解釈が含まれます。気分を害される可能性もございますので、ご了承ください)
「日本にこのような災害が起こってとても悲しんでいる。一人でも多くの人が無事であるよう祈っている。
日本には希望を捨てずに頑張ってほしい。」
私はこの言葉を使いたくありませんでした。
なぜならそれは、私にとって当たり前の感情で、それを口に出して言ってしまうことで
逆にその重みがなくなってしまうような気がしたからです。
だから、
悲しむより、祈るより、励ますより、
何か具体的な援助ができないか、
その結論がスペインでの募金活動を始めることでした。
本日会議の結果、アリカンテ大学より、募金活動の実施が承認されました。
"Pray for Japan"のロゴが入ったTシャツを売り、その販売収益を寄付する方向で進んでいます。
またリョースケ君らがスペインの人たちの励ましの言葉をFacebookで公開していこうという活動を始めています。
スペインにいても出来ることを探しています。
日本ならできることがもっとたくさんあると思います。
周りを見渡して、出来ること、探してみましょう。
今日も新聞を紹介したいと思います。
<EL MUNDO紙>
「日本はチェルノブイリ回避する、時間との勝負」
「国家の危機に、頼りないリーダー」
<EL PAIS紙>
「日本の発電所からの警告が、ヨーロッパに原子力議論の火を点けている」
「1990年代から続く経済危機と合わさってまるで悪夢のようである。なんてかわいそうな日本なんだ!」
<LA GACETA紙>
「スペインは日本の様な避難計画というものを持っていない」
「人気がなく電灯も付いていない東京、奇妙な静けさを保つ」
<LA RAZON紙>
「ゴーストタウン」
「日本の風紀が地震の後、証明される」
以上です。
先週金曜日、授業から帰ってから、日本が陥っている深刻な状況を知りました。
授業に行く前に(朝の7時頃)地震の報道を見たような気がしましたが、
もともと日本は地震の多い国なので、深刻に考えていませんでした。
それが帰ってみてネットで状況を理解するにつれ、絶句(実際は絶句というより絶叫でしたが)。
家族、友達の安否が心配になりました。
家族とは幸いにもすぐに繋がり(国際電話は国内に比べて繋がりやすかった模様)、無事が確認できました。
友達も何人かは連絡が取れ、安心できました。
そしてその後、悲しみがこみ上げてきました。
いつかはこういうことになると思っていましたが、まさかここまでの惨状になるなんて、想像もしていませんでした。
そしてネットでの報道にかぶりつきになってみていました。
けれど、土曜日、自分はある思いに駆られました。
自分はこのままでいいのだろうか?
日本にいる皆に対し、自分は祈ることしかできないのだろうか?
ユカは大学の有志で外国人向け地震情報提供サイトの翻訳作業を始めていました。
自分には何ができるのか。
自分にはスペインから貢献できるような何かスキルは持っていません。
土曜日中ずっと考えていました。
最終的に出した結論が、
「この街アリカンテで募金活動を始める」
ということでした。
そしてすぐに大学へ連絡を入れました。
大学に許可をもらい大学公認の募金活動として、皆で活動をしたいと思ったからです。
(以下、自分の個人的解釈が含まれます。気分を害される可能性もございますので、ご了承ください)
「日本にこのような災害が起こってとても悲しんでいる。一人でも多くの人が無事であるよう祈っている。
日本には希望を捨てずに頑張ってほしい。」
私はこの言葉を使いたくありませんでした。
なぜならそれは、私にとって当たり前の感情で、それを口に出して言ってしまうことで
逆にその重みがなくなってしまうような気がしたからです。
だから、
悲しむより、祈るより、励ますより、
何か具体的な援助ができないか、
その結論がスペインでの募金活動を始めることでした。
本日会議の結果、アリカンテ大学より、募金活動の実施が承認されました。
"Pray for Japan"のロゴが入ったTシャツを売り、その販売収益を寄付する方向で進んでいます。
またリョースケ君らがスペインの人たちの励ましの言葉をFacebookで公開していこうという活動を始めています。
スペインにいても出来ることを探しています。
日本ならできることがもっとたくさんあると思います。
周りを見渡して、出来ること、探してみましょう。
今日も新聞を紹介したいと思います。
<EL MUNDO紙>
「日本はチェルノブイリ回避する、時間との勝負」
「国家の危機に、頼りないリーダー」
<EL PAIS紙>
「日本の発電所からの警告が、ヨーロッパに原子力議論の火を点けている」
「1990年代から続く経済危機と合わさってまるで悪夢のようである。なんてかわいそうな日本なんだ!」
<LA GACETA紙>
「スペインは日本の様な避難計画というものを持っていない」
「人気がなく電灯も付いていない東京、奇妙な静けさを保つ」
<LA RAZON紙>
「ゴーストタウン」
「日本の風紀が地震の後、証明される」
以上です。