花き栽培で一時期は、賞ももらい笑いが止まらない時期もあったようですが、昨年末で農地はもとより建物や設備を含め全て売却して、十数年間の農業経営から撤退した花き専業農家があったと聞きました。
うちのおばあさんが「キクやバラは、花が倒れるか、人間が倒れるかと言うくらい農薬をしないときれいな売り物になる花はできんのや。」と言っていたが、花き栽培の経営者が昨年ですが体調を崩し、病院にお世話になる事が大くなりました。花の手入れもできなくなったばかりか、ハウスの加温用燃料の高騰にるダブルパンチで、とうとう続けていく事ができなくなりました。
私も、花きの苗木を植えるのを手伝った事があり、花を抱えきれないくらい分けてもらったこともありました。
幾度か見たのですが、雨合羽に身を固め、ゴーグルと粉塵マスク、ゴム手袋にゴム長靴の完全装備をして、ハウスの中で農薬散布をしている姿も見ました。
花は食べるものとは違い、見るものだからやはりキレイでなければいけない、虫などが葉っぱを食っていたら売り物にならない。そんなきれいな花の裏側には、我々が知らない事がいっぱい隠れているように思える。
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