この句は正岡子規が明治28年10月に奈良に泊まり、人力車で法隆寺を訪れたときの作です。
「茶店に休んで、このあたりに多い御所柿を食っていると鐘が鳴った。それがいかにも法隆寺だなという感じがした。」と、いうことらしいです。
今日もらった柿は、どう見ても青い。形からして渋柿のように思える。渋柿で青いとなりゃ、さぞかし渋そう。そこで、おばさんに聞いた「これ食べれるの? 渋くない?」、おばさんは、「合わせてるから大丈夫。おいしいよ。」という。あわせる? そうです。こちらでは、渋抜きをした柿をあわせ柿というのです。そんじゃ、どうやって渋抜きするの? 焼酎で合わせるんだそうです。
知りませんでした。ドライアイスとかで渋抜きするようなことも聞いたことがあります。
しかし、柿は赤く熟れた柿の方が柿らしくて私は好きです。
そういえば、
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」
なんていいますよね。
これは柿に含まれている各種のビタミン・ミネラル類の効果があるようです。その他に、暑い夏が過ぎ、気候がよくなると体調もよくなることも関係していると思われます。
なんと、欧米では「トマトが赤くなると、医者が青くなる」と言われています。トマトにもリコペン、カロテンなどの抗酸化物質が多量に含まれています。
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