めちゃんこ暑いです。
日本では昔から、夏の暑い日に地面に水をまいて涼をとる「打ち水」という習慣があります。最近、この「打ち水」の効果が見直され、真夏の温度を下げるために、みんなで一斉に打ち水をしようというイベントが全国各地をはじめ市内でも行われているようです。
◆打ち水の効果は?
昔から日本の習慣であった「打ち水」は、地面のほこりを抑えたり、水をまくことで涼を感じたりするために行われていました。実際、まいた水が蒸発するときに地面の熱を奪うことから、その場所の気温を下げる効果が期待できるそうです。
◆打ち水にもルールがあるようです。
水さえあれば、いいという「打ち水」ですが、守りたいルールがあります。
・「打ち水」には、2次利用水を使いましょう。2次利用水とは、お風呂の残り湯や、雨水、米のとぎ汁など一度使った水のことです。このような水をためておいて再利用しましょう。
・水を入れる容器も新しく買うなど、特別なものを使う必要はありません。ペットボトルやバケツ、洗面器、ジョウロなど、家にすでにあるものを利用しましょう。
◆打ち水の仕方
打ち水の仕方は簡単です。地面や屋上、ベランダ、建物の壁などに水をまきます。地面といっても、自動車の通る道路で水をまくのは危険なのでやめましょう。気温が高い日中やひなたに打ち水をしても、水はすぐに蒸発してしまいます。そのため、朝夕の涼しい時間に、日陰や風通しのよい場所にまくほうが、より打ち水効果を得られるといわれています。また、打ち水は一人でもできま
すが、できるだけ大勢の人が広範囲にわたって一斉に水をまくと、効果は持続するそうですよ。
打ち水をすることで少しでも気温が下がれば、省エネやCO2削減につながりますね。
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