

今日もポカポカ天気とといいますか、日中はあったかい日でした。
明日は鏡開き、お供えしてあった鏡もちを手や木づちで割る正月行事です。(縁起をかつぎ、包丁や刃物では鏡餅を切らないようにね。)
雑煮や汁粉を作り、いただくことで1年間病気をしないといわれています。
正月に飾られていた鏡もちを割るということは大正月の終わりとその年の仕事始めを意味します。道場では道場開き、商家では蔵開きをして蔵に供えた鏡餅を割って財産が増えることを祈ったそうです。お正月の行事が終わり、新しい年の活動が始まることを意味したのでしょう。
ところで、なぜ鏡開きというのだろうか? と思った事はありませんか。
昔、武家社会では「切る」とか「割る」という言葉は嫌われていたようです。鏡餅を開く時には、切るにつながる刃物は使わないのがしきたりだとか。 また、「割る」という言葉もおめでたい時には縁起が悪いので使わなかったそうです。つまり、この忌みことばは縁起がわるいので、運を「開く」と言う意味をこめて鏡開きとしたそうなんです。
我が家は、私が子どもの時と同様に、家でお餅つきをして鏡もちをお供えしています。
近頃のスーパーなどでは、鏡もちの形をしたパックの中にお餅が入っている鏡もちも販売されています。(テレビのCMもあります。)昔のような光景も少なくなっていることでしょう。
多くの家では、鏡もちの容器の底のふたを開けることが鏡開きの行事になっているじゃないかな~?
ぜんざい好きな子どもたちへ、この伝統行事の内容を伝えていきたいものです。
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