高伝館が佐賀に誕生して25年。針先生の合気道を広く佐賀市民に恩返ししたいとして発足した道場です。そして、「体の杖」という杖(じょう)と柔術とを組み合わせた新しい武道もこの時期から始まりました。
針すなお先生のご実家は、佐賀鍋島藩の菩提寺の高伝寺。高伝寺と言えば、佐賀の歴史の中では欠かすことのできない存在です。
与賀神社の敷地内の中に楠神社があります。説明文を見ると、後醍醐天皇と楠木正成の木彫りの像が高伝寺で見つかり、その後、龍源寺などに移り幕末の尊王攘夷運動につながったと言われています。
そんな歴史も佐賀にはあります。
演武会は20年前に入門された方たちの演武と来賓の方たちの演武を中心に組み立てられ、最後は針先生の演武で締めくくられます。
合気道も20年前から比べると日本的にも世界的にも知られるようになりましたが、まだまだ多くの方に合気道の魅力を知っていただきたいものです。
合気道の良さは戦いのないこと、勝負で勝ち負けを決めないこと、そういう武道が存在するということを知っていただきたいのです。私の多摩道場にもぜひ多くの方が入門していただき、その魅力を感じて欲しいところです。
合気道高伝館は、仲間が集まる場所です。
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