創作・短歌 / 彼岸

3月21日

・春彼岸隠れカメムシ這い出でぬ

・友がいて話題の尽きぬ春彼岸

・マンサクの黄花の空の青さかな



・雪代の早き流れに鴨もがく

・切れ味の鋭き刃下弦月

・身体脱ぎ鬼籍となりぬ彼岸前

友あり遠方より来る

3月19日（月）晴　－1℃/＋8℃

　東京の友人Kさん　通称　くまさん
40年来の友人で、もはや親戚同様である。家内と彼の亡くなった奥さんは同じ大学で、同じ職場であったことから
付き合いは始まり、子どもたちもその間に同じような構成で育った。

　今は彼は息子さんと娘さんと一緒に暮らしているが、最近の動向を見ていると、ほとんど年間を通じて旅三昧写真撮影三昧ということになるだろうか。
誠に私からすれば羨ましいこと限りない暮らしぶりである。

　そしてこれももう20年来の友人の韓国ソウルの宋さんとも、ほとんど毎年のように会っては
再会を懐かしんでいる。

　その彼から昨日電話が来て、昨日は安比スキー場に来るので今日は宿を頼むということになった。
彼と私も同じ年なので、その胸中は推し量らんばかり分かり合える年代なのだ。

　奥さんがいなくなったことの心の空白は、いかんともしがたいことだろうと思う。
そんなわけで今夜はまたのん兵衛のお付き合いをすることになりそうだ。

　今日も朝から春めいた天候が続く。

3月年度末は気忙しく

3月18日（日）晴　－4℃/8℃

　今日の岩木山は穏やかな表情です。東側に聳え立つ八甲田山も、白い連邦を輝かせている。


あと1か月もすれば津軽にも、桜をはじめとする花々が咲き始めていることだろう。
　家の中の鉢植えのシクラメンや、テンドロビュウムの花が可憐な花を咲かせている。

　庭先の雪もかなり速いスピードで、消えていった。

　椿の花もそろそろ膨らんで、紅い色が見え始めていた。
　それでも外気は肌寒く、今日の最高気温は8℃の予報が出ている。

　推理小説化の内田康夫氏が脳梗塞で逝去の報が入っている。83歳。足袋をしながら鉄路で、何冊読んだだろう。
　
　政治の世界では「アッキード事件」などと揶揄される、財務省のスキャンダルが次々と湧き出て、毎日次から次へと
かまびすしい限りだ。


　

創作・俳句「早春」

・マンサクは残雪の上を黄で染めし

・青空にマルバマンサク極めけり

・サンシュの木今咲かずとも緩めけり

3月も半分過ぎて

3月15日（木）晴午後雨　4℃/最高気温15℃

　この数日間二けたの温度や雨降りもあって、堆かった雪もかなり減った。
弘前城公園のマンサクも、黄色い花を可憐に咲かせ始めたと朝刊に掲載された。
季節が冬から春へと変わろうとしている。

　珍しく風邪をひいて昨日は職場でも咳が時々出た。
お昼過ぎにはあうんのメンバーさんたちと一緒に町会の集会所にて、
獅子の練習を行っている。

　本当に少しずつではあるが、ようやく形になり始めている。
ことに太鼓のS君は、太鼓がめきめき上達してきていて、昨日は
一人で演奏を行っていたが遜色ない感じだった。

　要は継続すること、褒められること、集団が楽しいことが大切なんだと思った。

　今までは無理だと思っていた男獅子に、今挑戦し始めている。