サブロー日記

随筆やエッセイを随時発信する

これで100年は安心

2007年05月22日 | Weblog
 安居銅山旧往還完結   
 07-5-20日.池川応援団のボランティアで.旧安居銅山往還。銅の道、古道が全線結ばれた。銅山より樫山を経て、大屋、宮ケ平、安居土居、入江谷、終点川内谷の馬立に至る約15キロの古道がまがりなりにも確保出来た。町にとっても。歴史的にも大変有意義な事である。これで100年は消え失せることはあるまい。まだまだ整備したい箇所はあるがこれで一安心。で、願わくば、国は銅山跡の遺跡を国民に開放することを切に願うものである。
 当日は休日でありながら、県、町の職員の方、又多くのボランティアの人々が沢山参加されたことに感謝したい。
 

    お茶談議 
 少年のころ、お茶摘みの季節は年一度の小遣の稼ぎ時であった。学校から帰るとカゴを持って、家の近回りの畑の隅。石垣等に自生しているお茶を、野苺を食べながら、よく出た芽を追いながら摘んだものである。夕方になると近くに買取所が出来、其処に持って行って買ってもらうのである。古葉ガ入っていると買取の小父さんが顔をしかめる。でも買い取ってはくれる。現金である。親からこんなに小遣をもらえる事は無い。でもこの期間は4.5日しかないので一所懸命採ったものである。
 お茶談議が、かつ父と、お茶姫との間で延々と続いた。サブローは今までお茶は高冷地で、無肥料、無農薬が最高のものと思っていたが。二人の話によると、絶対秋に施肥しておかんと、うまいお茶にならんとのこと、ちなみにブランド品「お茶姫」をゆっくり味あうと、なるほど、なるほど口の中にほのかな甘味を感じた。これからは、加齢と共に、もっとお茶と世の中の渋さと甘さを会得していきたい。   
サブロー日記 

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2007年05月15日 | Weblog
先の日曜日、こんどの20日の安居銅山の旧古道修復作業に、皆さん多くの方に来てもらいたいので、その場所にたどり着くまでの道の草刈や修理をしておいたらよいと思い、やってきました。道は樫山の昇竜の滝、滝見カーブから、真横に行ったのが良いと思います。楽に行けると思います。そして崩壊箇所を直して銅山に出て帰る。この道を通るだけでも意義があると思います。お気軽に雑木林の中の古道の風情を楽しみながら、遠足の気持ちでご参加していただければと思います。緑のかぜに乗って清楚な卯の花の匂い、なんと素晴らしい幽谷小径のたたずまいであろう。
 
 先日も書いたが、この道筋にコシアブラの木がある。もう芽を出していると思うので採ってきて毒見をしてみたい。かつちちのコメントでは舟形にはこれを栽培し始めたとの事、お味の方が楽しみだ。