相変わらずスッキリしない天気です。それでも今日の出石は多くの観光客でいっぱいでした。
「新そば」の季節・・・12月に入ればもう「新」とは言わないかもしれませんが・・・それが狙い目なんでしょう。
そばの店の立ち並ぶ街中は人でいっぱいですが、ここにくればまばらな人の姿。
これは歌舞伎小屋の永楽館内。
今日ここで ふるさと豊岡再発見の旅シリーズ 「とよおかの城郭コース」最終回のシンポジュームが開催されました。
ここの館内どうも写真がうまく撮影できない・・・私だけかもしれませんが・・・変な画像ですが堪忍してください。
北垣聡一郎、西尾孝昌、中島雄二各専門家先生の講演と「城郭を地域に活かす」と題するパネルディスカッション。
但馬には中世城郭、近世城郭あわせて350以上あり、豊岡市には156もの城郭があるそうです。
うち国指定史跡は、竹田城、此隅山城、有子山城、八木城の四つ。そして豊岡市指定史跡は鶴城(旧豊岡市)、
三開山城(旧豊岡市)、出石城(出石町)、金蔵寺山城(但東町)、亀ケ城(但東町)の五つ。
Iターン当初住まい近辺の探索のつもりで登った有子山城跡や此隅山城跡は、国指定史跡なのにその旨のカンバンは設置されて
いるものの、山頂への道整備や説明カンバンなど管理の手が入っているとも思われない状態であったことを記憶しています。
このような国指定や市指定はどこが管理するのかわかりませんが、少なくとも個人団体ではないでしょう。
そのような中で私もボラ参加させていただいた「山名氏城跡保存会」の城跡整備などの活動には拍手を送りたいと思います。
城跡を地域づくりに活用する という事がパネルディスカッションの先生方の結論でしたが、私も多くある城跡や他の歴史遺産、
文化、人財産、豊かな自然などをうまく融合させて地域づくりに活用することから出発することが 「無」から活性化の道具を
作り出すよりよほど有効であると思います。
とにかく今年度始まったこの城跡コースに参加して、いい勉強になりました。来年度も続きますことを祈念です。