桃李雖珍不耐寒 豈如柑橘遇霜美
如星如玉黄金質 香味應堪實簠簋
太奇珍妙何將來 定是天上王母里
應表千年一聖會 攀摘持獻我天子
空海「獻柑子表」『性霊集』巻四
翻案句
柑子蜜柑を贈ります
いとほしやさむさぎらひの桃すもも
シトラスの美貌は霜の手柄にて
つやつやのぴかぴかの黄金の柑子
ときじくのかぐのこのみを此の籠に
これやこの不可思議の実はいづこより
さもあらんふるさとはかの西王母
千年にたつたひとりのわが帝
きみがため香りよき実を摘みに摘む
*「獻柑子表」は空海が嵯峨天皇に柑橘を献上したときの
手紙のなかの詩。
「小柑子六小櫃 大柑子四小櫃」、京都の乙訓寺の大小
の柑橘類を合計千個。明るく輝かしい贈りもの。
如星如玉黄金質 香味應堪實簠簋
太奇珍妙何將來 定是天上王母里
應表千年一聖會 攀摘持獻我天子
空海「獻柑子表」『性霊集』巻四
翻案句
柑子蜜柑を贈ります
いとほしやさむさぎらひの桃すもも
シトラスの美貌は霜の手柄にて
つやつやのぴかぴかの黄金の柑子
ときじくのかぐのこのみを此の籠に
これやこの不可思議の実はいづこより
さもあらんふるさとはかの西王母
千年にたつたひとりのわが帝
きみがため香りよき実を摘みに摘む
*「獻柑子表」は空海が嵯峨天皇に柑橘を献上したときの
手紙のなかの詩。
「小柑子六小櫃 大柑子四小櫃」、京都の乙訓寺の大小
の柑橘類を合計千個。明るく輝かしい贈りもの。