空海「十喩詩」より
九 詠虚空花喩
空花灼灼有何實 無色無形但有名
染浄元来不能動 雲霧■晴名濁清 ■:日+壹
實相如如一味法 迷人妄見三界城
四魔三毒空之幻 莫怖莫驚除六情
翻案四首
そらのはな
空に咲く花の香りと花のいろ散らず実らずうつろひやまず
蒼穹はうごきなくしてきよらけし雲はかそけく濁りを残す
なにもなきそらを栖に生きたきを城に迷ひてたちまち牢 *栖:すみか 牢:ひとや
毒も魔もまぼろしなれば怖るるなsensorの角折りてやすらへ *角:つの
九 詠虚空花喩
空花灼灼有何實 無色無形但有名
染浄元来不能動 雲霧■晴名濁清 ■:日+壹
實相如如一味法 迷人妄見三界城
四魔三毒空之幻 莫怖莫驚除六情
翻案四首
そらのはな
空に咲く花の香りと花のいろ散らず実らずうつろひやまず
蒼穹はうごきなくしてきよらけし雲はかそけく濁りを残す
なにもなきそらを栖に生きたきを城に迷ひてたちまち牢 *栖:すみか 牢:ひとや
毒も魔もまぼろしなれば怖るるなsensorの角折りてやすらへ *角:つの