昨日の子どもたちの試合にて、複数の他チーム指導者の方と話す機会があった。
ウチのチームだけに限ったことではなく、練習環境やら指導方針など抱えている悩みや問題点は似たようなものであった。
たぶんこれらの問題に対して「ひとつの結論」というものは永遠に出ないだろうとも思った。
少しネガティブな表現で言うならば、その時にやれるようにやるしかないかなぁと。
ある人は「自分の子どもも小3ぐらいから少しずつ卓球を始めればいいかと思っていたんだけど、それだとなかなか難しいんだよね」と言っていた。
卓球を始めるのに早いも遅いも無いと思うが、これは恐らく「小学校の内に地域のトップレベルに到達するには」という目標設定の場合なのだろう。
考えてみれば、自分が初めて卓球をやったのが小4のスポーツ少年団で週1回の練習。
その後転校などブランクがあって、6年生の時に学校に卓球部が出来て週何回かの練習(補欠で終わり)。
自分でも本格的に頑張ったと思えるのが中学校の実質2年半と大学の少しだけ。
その後10数年のブランクを経て、現在の方が卓球にかける時間と労力がはるかに多いから、改めて考えると何だか変な状態だ。
結局自分の場合、いつ卓球を始めてもあまり関係ないような気がする。
だからと言うわけではないが、やりたい時(やれる時)にやれること(やるべきこと)をやるのがベターなんだと思う。
昨日のような試合で小学校入学前から卓球をやっているような子と小学校4年ぐらいから卓球を始めた子が試合をやると一方的な試合になってしまう。
しかも試合会場での時間の過ごし方にも差が出てるし、早々に負けてしまうとただ待つだけで退屈だし苦痛かも知れない。
その状況で「試合会場では他の上手な選手のプレーを見て勉強しましょう」とか「卓球は楽しいスポーツだから頑張って練習して強くなろう」と言ってもなかなか子どもの心に響かないような気がしてしまった。
「卓球は年をとっても長く続けられるスポーツだからコツコツ練習を続ければそのうちイイことがあるよ」ということを小学生に言っても夢が無いしなぁ。
うーむ、色々考えているうちに何で自分は卓球をやっているんだろうと思ってしまう。