実は、
恥ずかし過ぎて穴でもあったら入りたいのですが、今私はほぼ元の住所近くに戻っております。
本当は幼い頃両親と共に住みたかった神戸の丘の辺りで骨を埋めたかったのです。風見鶏のついた赤い屋根や異国の船が行き交う古き良き神戸の夢を見てしまったのです。幼稚な婆の無謀な冒険でしたね。
どうやら、古い友達がいっぱいいる首都圏で「終わり」のようです。ロマンへの冒険は頭の中だけに致します。
それでも、一度も行ってない場所に行きたいという癖は収まらず、向かったミュージアム。
それでも、一度も行ってない場所に行きたいという癖は収まらず、向かったミュージアム。
川崎市生田の閑静な住宅地の中にあるとても美しい建物であります♪
藤子先生は空気の綺麗なこの地に住んでいたのです。
シャイな少年の魂を失わなかった先生は62歳という若さで他界されました。
ほっそりとしたお体、仕事で無理されたのでしょうかね。
勉強頑張らなきゃと思いながら、ついつい怠けてしまう気の弱い「のび太君」は藤子先生の少年時代そのものだったそうです。
超エリートには到底なれない子ども、いつの時代にも共通の、普通の、子どもらしい子どもにこそ希望や夢を持って欲しい、そんな想いが詰まった漫画を描かれたのですね。
トゲトゲした世の中でも、ホッとできて、希望を与えてくれる漫画やアニメです。
ミュージアムの屋上公園。こじんまりして周りの自然の中に溶け込んだ可愛い公園です。
カップルや家族連れがいっぱい来ていて、和やかな雰囲気のミュージアム。
展示室や図書室など、藤子漫画に興味ある人にはとても楽しい場所だと思います。
売店には可愛いグッズがいっぱいあります。写真は絵葉書で〜す。
なお、その場では入場券は販売してません。入場券はHPから予約して入手する必要があるのでご注意ください。
帰り際に、綺麗な夕焼け空の下での御伽の国みたいなミュージアムをもう一度眺めました。
「御伽の国の夢を見たって全然悪いことじゃないわ。現実さえ頭の隅で分かってればさ」
と呟く自分、ちょっと(?)年取り過ぎたけど、なんとなく自己満足。
今日のおまけの簡単料理。
キャベツと油揚げの煮浸し。
油揚げを甘辛く煮ておいて冷凍、解凍してレンジでチンしたキャベツと軽く煮るだけでおかずになります。