23.5、Mサイズ

今日、市から葉書が届いていました。
開いてみると、『中学入学』についてのお知らせ。
説明会は2月の16日。
入学式は4月の10日。
ちょうどねーちゃんの誕生日。
おめでたいが2つ重なるね。

中学の準備なんてまだ先と思っていました。
が、そうなんだよね。
あっという間に成長して、
中学入学と同時に13歳かぁ。。。

自分がその頃ってどうだったろ。
小学校の友達と別れて、
別の校区の中学校へいったので、
むちゃくちゃ緊張しながら思ったこと。

「今までの自分にサヨナラしよう」
小学校で変われなかった引っ込み思案の性格。
発表で「もう少し大きい声で」と
先生に言われると余計に大きい声が出せず、
なぜだか涙が出た、悔しい思い出。

「全く知っている人がいない中学で
もっと自分を出して変わろう!」

自分にとっての最初の第一歩でした。
新しい友達を作るのに
勇気を出して自分から声をかけて、
どんなことにでもしり込みせず
「前進あるのみ」が座右の銘。

今となってはおかしいくらい必死だったなぁ。
あの頃の私のおとなしさは
今じゃ想像がつかないくらいだと思うよ。
中学、高校、大学と進む中で
それぞれの段階で自分の
「脱皮の時」を感じていました。

今度は娘の番なんだぁ。
なんか変にドキドキします。
自分のことのように、
青春を感じてしまうわぁ～！

制服の採寸が2月にあり、
3月の下旬には卒業式。
差し迫ってくると実感するんだろうね。

それにしても、
最近の彼女の成長振りは
Kids君に劣らないんです。
身長は150あるし、
体重も私の小学生時代よりしっかりある。
靴のサイズは私と同じと来た。

「これ、ねーちゃんの？」
Mサイズと書かれたシャツを見て、
私はあれ?と思いました。
「そうよ～、もうSじゃ小さいのよ～。」
すっかり体格は私とどっこいどっこい。

どうりで、最近食べる量が増えるわけだ。
そう言えば、私の服を借りることもあったしねー。
これからはどんどんだろうね。
ホンマに大きーなってぇ～!

嬉しくもあり淋しくもあり。
子どもが成長の岐路に立つ時、
親はどうしたら良いのだろう？
まあ、私の場合気がついたら
ねーちゃんは
「もう中学でバリバリやってるよ！」
って感じなんだろうね。

そりゃ真剣には考えているけれど、
私はいつでも彼女の人生のサポーターでありたいと
願っておりますよ。
そのために、適度なハードルも用意してあげるし
自分で選ぶ自由も許してあげる。
辛くなったら、
ワンワン泣くために
いつでも胸を貸してあげる。

今はだから、見守るだけ。
必要な時には、
命がけで出て行くからさ。

ちょっと早すぎるから
「がんばれ！」はまだ言わないでおくね、
ねーちゃん。