子どもが小さいうちは
何度だって抱っこにおんぶに
体が空くことがないくらい
子どもたちはひっつき虫。
ねーちゃんは大人になった今の方が
どっちかというとハグして来る。
2歳の頃のにーちゃんは
リズム体操の間ずっと私に肩車させ
おかげで体力も体幹もついた。
そのにーちゃんは
数日間帰省していたのだけど、
今朝、大学院のある四国へ戻った。
テンションの上下の激しさは
相変わらずで
私の言葉の端々に引っかかるのは
母親譲りの性格なのだろう。
それでも自分で選んだ道を
進み始めるのだから
チョンと背中を押して見送った。
実家は彼にとってきっと
疲れた羽を休ませるための
休憩所なのかも知れない。
そして末っ子くんにとっては
まだまだ巣立つだけのパワーがなく
それでも羽ばたく練習を繰り返す
そんな居場所になってるのかな。
「ただただ居心地の良い場所じゃ
外に出た時の忍耐力がつかない」
そういう人もいるけれど、
疲れて帰る場所があるからこそ
大変な外界に出て行けるのでは?
そういう思いで
家の中でのトレーニングには
ハードなものは用意していない。
ちっぽけな行動にも
労いや賞賛の言葉を送り
困難や大きな壁には
励ましと安心の言葉で見守る。
そして、スキンシップも
大きな支えになるのだと
改めて実感する。
不安を感じている時、
これから大きな事に向かう時、
心細い時、
大きな体の18歳は
自分から「ハグ」を求めてくる。
「もう大人なのに」とか
「いつまでそんなこと」って
夫や義母に言われても
末息子はハグしてくるし、
私は彼を受け止める。
人に知られたら恥ずかしいのは
本人も承知だからか、
「日本人ももっと
ハグすれば良いのに」と言う。
そうだよね。
悲しい時、嬉しい時、
辛い時、疲れた時、
ハグで伝わるし、
ハグで癒される。
こんな息子とのハグの日々が
いつまで続くかわからないけど
ハグしたいと言う時には
してあげて良いよね?
でもこれは子ども限定。
夫のハグも悪くはないけど、
Welcome!ってほどではなくて…
変な照れがあるのか
それとも
別な愛のカタチがイイのか
明日迎える夫婦の記念日には
もう少しちゃんと伝えなくちゃ。
子どもたちとするようなハグが
彼とできるかは自信ないけど〜😅