スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

クリスマスのイルミネーション

2005-12-14 | smile monology
近所にちょっとお金持ち風の一角がありまして、
向こう三軒で競うようにイルミネーションを飾っているお家があります。
お家の中だけではなくて、お庭の木々も置物も
ふちをかたどるように電球が巻きつけられています。
最初に見た時は
「わ~~~!すごい!!」
って思ったんですが、そのあとから、
「電気、どれくらい使うのかな?
夕方から朝までずっとつけっぱなし?
毎年おんなじものを使うのかな?」

などなど、気になることが湧き出てきました。

アメリカにいた時は、
そりゃ~そりゃ~スゴイ飾りをする地域があって
一種の観光地になっていましたが
私達は見に行かなかった。
どちらかと言うと、カナダにいたときに
雪に反射するイルミネーションの淡い光のほうが
クリスマスの雰囲気をかもし出していたように思ったからかな。。。
雪があってのイルミネーションと言うイメージが強かった。
雪のない地域では余計に電気でピッカピカにすることになるものね。

神戸でルミナリエという
イルミネーションのイベントが続いています。
私達は一度も行ったことがない。
特別行きたいとも思わない。
大量の電気を使うのがイヤ。
寒いのもイヤ。
人ごみもイヤ。
ステンドグラスのようなデザインはステキだけど、
やはり教会の中から自然光で作られるのが好き。

そう考えると、ディズニーランドも
ほかのあちこちのイベント会場も
クリスマスということでイルミネーションだらけ。
なんだか、気が重くなってしまう。

電気エネルギーを極力使わないようにって
うちの中の電気を消しまくっている私。
何のためだと思う?
将来、子ども達にきちんとした資源を
残してあげたいからです。
気持ちいいね!って胸いっぱいに
きれいな空気を吸って
子ども達が走り回って遊べる環境を
残してあげたいからです。

石油だ、天然ガスだ、石炭だって
人間は自分達の欲望の為に、
多くの資源を使い尽くしています。
そりゃ、生活に必要なものもあるけれど、
もう少し節約して、
そういったエネルギーを使わない違う方法で
出来ることっていくらでもあるように思う。

へんなこだわりなのだろうか?

夫さんが大阪の大学へ行き
久々に友人と話して聞いたこと。
ガス会社が天然ガスの買い付けに困っているとのこと。
電気を作るためには、天然ガスも使うし、石炭や石油も使う。
その資源が底をついているのです。

「原子力があるじゃない!」って言う方、
どれだけの危険なものなのかご存じないのですか?
チェルノブイリの事故はまだまだ影響が残ってます。
事故は終わっていないのです。
「核燃料はリサイクルできるから環境にいい?」
最終的には高レベル放射性廃棄物が発生して、
それは将来への「恐ろしい置きみやげ」となるのですよ!
利便性の上の「危険な家」に住まわされていることを
多くの人は気づかないでいるけど、
もう、気づかないでいたらいけないんじゃないの?

地球環境はかなり痛んでいるみたいです。
大げさな話じゃないんです。
アメリカはCO2削減の努力をしないみたいだし
日本政府のいう目標だって達成できるの?って感じ。
だって、みなさん、世界の一人ひとりが努力しなきゃ
ダメになっちゃうくらいに
地球の将来、子ども達の将来が危うくなってるんです。

クリスマスのイルミネーション、
本当にステキだな~!って言いたいけど、
今の私には言えません。

寒い日が続き、我が家も電気に頼る生活の中で
どうにか最低限にと部屋の中で厚着させています。
私も、少し前の「できるだけのことはやる」モードから
「できていなかったことにもチャレンジする」モードに
レベルを上げています。
PCに向かう時間も、もしかしたら毎日はしないかもしれない。
報告も手書きに戻るかもしれない。
車で運んでいた荷物をリヤカーで運び出すかもしれない!
(リヤカーを調達しなくちゃな~。それはないか。)

昔のようには暮らせないけど、
少しは昔の暮らしのよさや豊かさを
みんなの生活の中に取り入れませんか?

日々取り上げられる社会のいろんな問題の根っこに
現代人が忘れている本当の豊かさの欠如がひき起こしていると
問題が起きるたびに痛感しています。

「電気のキラキラより
 ろうそくの明かりの方がいい」
娘の言う言葉に希望を持ちながら、
彼女達がステキなクリスマスを
この先も続けられることを願って止まない母です。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうだ!そうだ! (ふりっぱー)
2005-12-14 14:47:18
同じこと、考えていました!

ケチで言っている訳じゃないんですよね。

「お金さえ払えばいい」は間違ってる。

20数年前、私の地元にも原子力発電所を誘致する動きがありました。

(結局は、新しい市長になって計画は白紙になりました。)

その時母が「お母さんはいつか逢う孫のために、あんたも同じようにその子の子供のために、地球を守っていかんとね」と言ったのを覚えています。

自分がいなくなった後も、美しい地球であって欲しいですもの!

でも、私は息子が産まれて車を使う機会が増えました・・。(反省)
返信する
Unknown (eri)
2005-12-15 11:27:41
確かに最近は12月どころか11月の末からどこもピカピカしてますよね。

うちの子が以前通っていた保育園は薄着主義だったので、真冬でも換気のために窓が開けられていて、子どもたちはその中を半袖で走り回ってました。子どもはおかげさまで風邪もひかずにたくましく育ってましたが、たまに行事でお邪魔するとヤワな親たちはみんな悲鳴を上げていたものです。夏は夏でお昼寝の時くらいしか冷房をつけないので、迎えに行くといつも汗だくだった。子どもたちが交感神経を活性化し、強い体になるようにとの配慮からの薄着主義ですが、そういう昔ながらの生活を大切にすることが、地球を大切にするばかりでなく自分たち自身の健康をも守ってくれるのかもしれません・・・

そんな保育園なので、行事で使うオモチャなども必ず手作り。よく牛乳パック回収のお達しがきてました。smileさんの牛乳パックのクリスマスツリー、是非お写真見せてくださいね~!
返信する
★ふりっぱーさんへ (smile)
2005-12-15 11:54:56
共感いただき嬉しく存じますー。

さすがふりっぱーさんのお母様ですね!

まだ見ぬ孫の孫の代のことを考え、

それを自分の子にきちんと伝えられたんですね。

ウチも口では言ってても、

きちんと伝わってるかしら?ってことがあったり。。。

でも、ぽろっとこぼす言葉に

「少しでも伝わった!」と思える時は感動です!
返信する
★eriさんへ (smile)
2005-12-15 12:37:38
そうなんですか!幼児期ってこれからの人生の土台になる大切な時期ですもんね。ステキな保育方針があるかどうかって園選びのポイントだけど、選べないところも多いのが現実。そういう人間の本質や原点をしっかり踏まえて保育してくれるところ増えてほしいなー。

あ!牛乳パックツリーの写真!

Upし忘れて、気づかずでした。

eriさんの一言で「あれ?」っと思ってみると、ない!

慌ててUpしました。

ホント、ありがとございます!!

最近編集画面の構成が変わったようで不慣れな私。

いろいろ機能がつくのも困りモンですわ。ほほほ。

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。