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まずは、我が家の小5娘のこと。
だんだんと色恋ばなしに興味がいくようになりました。
「○○ちゃん、好きな人がいてさ~・・・」と
友達の好きな人のことはよく話してくれるのですが、
自分のことになると
「いないもーん!いいやつおらへんでぇ~」とくる。
ま、いまのところそれくらいの方が
親としては安心ですが、
彼女に気がある男の子は数人おられるよう。
この娘さん、家と外では態度違いますからね。。。
それはともかく、この本はそういう世代の子にも
ただ単に「子孫繁栄」を目指して繁殖しているのが
夫婦の結びつきではないよと教えてくれます。
初恋の頃ってほかの人なんて考えられないけど
いろんな人を好きになっていくうちに、
好きとか一緒にいたいだけではない
自分にないものをお互いに持っている人に出会う。
一生をともに過ごす相手は
容易に見つかるものではないけど
もう一人の自分を見付けだしていく。
ギリシャ神話に基づくストーリーに
少し現実離れした感があるかもしれませんが、
何度か読むうちに、本当にそうなんだろうなって思えます。
明日は私たちの結婚記念日。
「お父さんとお母さんもこんなふうに
お互いにもう一人の自分を見つけたのかもね」
って言ってあげられる夫婦になりたいものです。