拝啓
緑のステップワゴンくん、
キミとの初めての日のことは
実は、あんまり覚えていない。
だけど、子どもたちの成長と一緒に、
キミは傍にいた。
いろんな思い出が詰まっていることは確かで、
それをいちいち挙げてたら
さよならを言うのがつらくなるから、
もうここで言わないつもり。
新しい車にすることには、
多少の抵抗はあったのだけど
キミももうだいぶくたびれてきたようで
お疲れ様って言ってあげようかと決心した。
よく頑張って走ってくれたし、
私の重くてたくさんの荷物を運んでくれた。
一緒に楽しい場所に仲間を連れて行ってもくれたし
家族の集まる親密な空間でもあった。
新しい車くんには、
何度か会ってくれたんだよね。
キミの代わりにこれから頑張ってもらう
頼もしい奴だよ。
ギアの位置とかロックの掛け方とか、
新しくてまだ慣れてないから
キミに乗っていた癖が度々出て、
「あ!間違えた!」って言ってしまう。
次第にそういうこともなくなるのだろうけど、
キミのことはずっと忘れない。
あんなに一緒にいたんだもの、
忘れるもんか。
キミは生き物じゃないのに、
「家族」みたいなものだったんだなぁって
今頃気が付いた。
別れに向き合ったら、
不思議に愛着の強さを感じるよ。
たくさんの思い出の中で
私たちの力になってくれて、
本当にありがとう。
さよなら。
そしてもう一度、
ありがとう。
緑のステップワゴンくん、
キミとの初めての日のことは
実は、あんまり覚えていない。
だけど、子どもたちの成長と一緒に、
キミは傍にいた。
いろんな思い出が詰まっていることは確かで、
それをいちいち挙げてたら
さよならを言うのがつらくなるから、
もうここで言わないつもり。
新しい車にすることには、
多少の抵抗はあったのだけど
キミももうだいぶくたびれてきたようで
お疲れ様って言ってあげようかと決心した。
よく頑張って走ってくれたし、
私の重くてたくさんの荷物を運んでくれた。
一緒に楽しい場所に仲間を連れて行ってもくれたし
家族の集まる親密な空間でもあった。
新しい車くんには、
何度か会ってくれたんだよね。
キミの代わりにこれから頑張ってもらう
頼もしい奴だよ。
ギアの位置とかロックの掛け方とか、
新しくてまだ慣れてないから
キミに乗っていた癖が度々出て、
「あ!間違えた!」って言ってしまう。
次第にそういうこともなくなるのだろうけど、
キミのことはずっと忘れない。
あんなに一緒にいたんだもの、
忘れるもんか。
キミは生き物じゃないのに、
「家族」みたいなものだったんだなぁって
今頃気が付いた。
別れに向き合ったら、
不思議に愛着の強さを感じるよ。
たくさんの思い出の中で
私たちの力になってくれて、
本当にありがとう。
さよなら。
そしてもう一度、
ありがとう。