スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

夏の思い出・3

2005-09-08 | smile monology
夏の一番暑い盛り、
我が故郷の夏祭り「ねぶたまつり」
多くの人が胸を躍らせる。

ねぶた囃子の太鼓の音は
なぜもこう人々の血を騒がすのだろう。

どぉんこ どんこ、 どぉんこ どん

笛の音とともに心に染み渡り
わたしに懐かしさと元気をくれる。

家族揃って道端にゴザを敷き
ねぶたの出陣を待つ間
どこからともなく聞こえるねぶた囃子に
みんな今か今かと待ちきれなくなる。

開始直前、目の前で待機している囃子方が
鉦を鳴らし笛を吹き始めた。
それとともに太鼓の音。

間近での大音響に少しも泣かず
Kids君は取り付かれたように
ねぶた囃子の演奏に見入っている。
次第に首を立てに振ってリズムを取りだす。

ラッセラー ラッセラ
  ラッセ ラッセ ラッセラー

ハネとの掛け声も加わると
祭りのボルテージはどんどん上がっていく

そして遠くの方に
大型の人形灯篭「ねぶた」が
勇壮に現れるのが見えてきた。

辺りが暗くなるにつれ
ねぶたの美しさが引き立ち
山車を引く人たちのあせも光る。

何度見に来ても飽きることはない。
毎年違う「ねぶた」に出会えることもあるし
なんといってもこの祭りが好きなのだ。

毎年、参加しているハネトと一緒に
ぴょんぴょん跳ねていたねーちゃんとにーちゃん。
今年は鈴集めに夢中らしい。

ハネトの落とした鈴をひろうと
いいことがあるという言い伝えもあり
子ども達には一つの楽しみでもある。

「来年は浴衣を来てハネたいなー」
ねーちゃんがポツリと言った。
見るより参加するほうが
どれだけ祭りを満喫できることか!
さすが、大人になったねー、ねーちゃん!

生まれ育ったまちの盛大な夏祭りは
私の子ども達にも楽しい夏の思い出を
プレゼントしてくれたようだ。


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