写真は図書館で借りてきたビッグ・ブック。
これ、実はだいぶ前に借りてきて撮影したもので
ホントに報告したくてしたくて。。。
と思っているうちに時間が過ぎてのパターンの例です。
児童書や絵本の紹介をされている方が
以前、読み聞かせについての講演で紹介してくださった本です。
タイトルの「おっぱい」って
私たち子育てしている母親にとっては
すーっと自然に耳に入ってくるのですが、
青年期にさしかかっている中学生なんかは
「うへ!おっぱいだって~!ヤラシー」となりがちなよう。
でも、どんな子どもでも(たとえ母乳で育たなくても)
お母さんに抱っこされたときの
ふんわりとしたあったかさとおっぱいは
重なってくるのではないでしょうか。
この絵本ではたくさんの種類の動物が
お母さんのおっぱいをもらっている姿があり
どれもほほえましく心があったかくなります。
そして、ちょっと大きくなった「ぼく」が
大好きなおっぱいを弟のために貸してあげる
という締めくくり。
切ないけれど、おっぱいを通して
「ぼく」はお母さんときっと素敵な関係をつくってきたのだろう
と思います。
少しおっぱいからは縁遠くなっている年代の子でも
この絵本で赤ちゃんだった自分とおっぱいの思い出を
お母さんにききたくなるかもしれませんね。
まだまだおっぱい世代のKids君。
おっぱいなんて恥ずかしすぎる!という感じのにーちゃん。
自分のおっぱいの方が気になりだしたねーちゃん。
3人のそれぞれのおっぱいの思い出。
聞かれたら、たくさんたくさん話してあげるよ。
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おっぱい
みやにし たつや / 作・絵 (鈴木出版)