いあちゃー、
今日も失敗が一つ、二つ…
数えていたらキリがない。
どうしたら
上手くやれるんだろう。
いつまで
不器用のままなんだろう。
そう思いながら、
「不器用」ってなんなのかを
思い巡らせてみた。
子どもたちの「不器用」さと
どう付き合うかの
カギを見つけたいと思う。
器用な人なんているワケない
器用になるまで
みんな何かしらの
「不器用」を経験している。
これから成長するって意味で
「伸び代がある」をよく使うけど、
そんな成長の過渡期には
「不器用」であっても仕方がない。
「不器用」だから
「器用」を目指し、
「不器用」だから
「器用」になれる。
未熟なコトを恥じるのではなく
未熟だから得られることを
どんどん得ていけたら良い。
子どもたちは、
往々にして自分の未熟さに
無意味なコンプレックスを抱く。
自分を責めて、
「どうせ自分には無理」と言う。
可能性を自分から否定したら
先に進めなくなってしまうよ。
だから、
みんなには伝えたい。
今は未熟で当然だから、
自分の思うように前に進んで良いよ。
未熟だから
チャレンジできるんだ。
壁にぶつかった時、
それを自分で何とかしようとする。
不器用でも良いから
「自分で何とかする」ことが
人生の醍醐味だって
きっといつか気づく。
たとえ「何とかできた」って
そう思えなくても、
「何とかしようとする」ことに
自分らしさが表れ出るんだ。
こんな言葉を伝えるだけで
子どもたちがそれを理解して
「不器用」さを受け入れてたら
世の中の人は直ぐに
「器用」になってるよ。
現実はそうはいかない。
彼らは「不器用」に、
半信半疑な顔しながら
自分の中のコンプレックスを
胸の辺りに大事に抱えて
「どういうこと?」
って言い返されそうだ。
だから何度でも、
色んな方法で伝えるよ。
“君たちは
自分自身で変われる。
「不器用」を繰り返すことで
「不器用」が「武器」になる。
「不器用」な君たちは
繰り返すという魔法を使って
君たちを強くしていく。
「不器用」さはその繰り返しの中で
少しずつ「器用」さに変わる。
だから、
「不器用」であることは
恥ずかしくないんだよ。
思い切り「不器用」を過ごしてね。
そうやって、
「器用」になるんだから。
安心して「不器用」でいていい。
だけど、
進むことは止めないで!
自分が思い描く最高の自分を
頭の中にはっきりと持って
それが未来の自分であると
実感して進もう。
焦らなくていい。
もう、君は新しい一歩を
未来につなげているのだから、
あとは胸を張って
その道を歩んでいこう。
躓きながらでもいい。
君が君であるコトを
忘れていないなら
「不器用」は必ず、
君のこれからの
「武器」になる。”