学校法人「加計学園」獣医学部新設を巡り、衆参予算委員会は柳瀬元首相秘書官を参考人招致した。
こないだ証人喚問した佐川前理財局長と同様、官邸としっかり打ち合わせ、リハーサルしてきたはずだが、やはり嘘つきはボロが出ますね〜
というより、
誰と打ち合わせしたんでしょうか?
あの、佐川の時の、後ろでゴニョゴニョしてた弁護士か?
ま、誰でもいいが、官邸の周りはあまり優秀な人材がいないようだ。
というか、
嘘を真実にする事が、いかに難しいか… ってことですかね?
答えに困ったら、
佐川には『刑事訴追の恐れがあるので』の一点張りで!
柳瀬には『記憶にございません』の一点張りで!
そして、\_( ゚ロ゚)ここ重要!
総理とは関係ない!
総理は知らなかった
ここを強調するように。
以上!
…… と教えたんだろうな〜(笑)
そして、
物証がないものはシラを切れ!
いや、物証があってもシラを切れ!
ってか?
突っつきどころ満載の答弁でしたwww
柳瀬氏の答弁の通りでいくと…
柳瀬氏の独断で、国家戦略特区の地域を決め、税制優遇される民間企業を特定し、何度も面会した。
その際、柳瀬氏の独断であるにもかかわらず、「総理が『早急に検討していく』と述べている案件との趣旨で紹介した。」
つまり、勝手に総理の名前を使った。自分の独断なのに!
そして、総理の名前を使ったのに、総理には内緒にした。
で、その間、愛媛県とも今治市とも会ってない。会ったこともない…
(参考)
『国家戦略特区』とは、第二次安倍政権が進める新しい経済特別区域構想のことで、地域を限定した大胆な規制緩和や税制面の優遇で民間投資を引き出し、“世界で一番ビジネスがしやすい環境”を創出するのが狙いです。
2013年6月に特区創設が閣議決定され、12月に成立した国家戦略特別区域法では医療や雇用、農業など計六分野で規制の特例が認められました。
いわゆるアベノミクスの“第三の矢”と呼ばれる成長戦略の中核として期待されていますが、一方で、焦点の一つである雇用や働き方に関する規制緩和については批判や抵抗が根強く、具体的な施策づくりに向けた議論の行方はいまだ不透明な情勢です。
だそうです。
安倍総理の肝いりですね。
なのに、総理秘書官は何もかも勝手に動いた。
雇い主への裏切りです。
仮に、これが一般企業の秘書だったら…
やりますか?
社長に相談なしで…
しかも社名も代表者名も勝手に使う。
(ヾノ・ω・`)ナイナイ
仮に弁護士事務所の秘書が、弁護士に内緒で、弁護士の名を使って報酬を得るために依頼者の相談を受け、交渉ごとをすれば犯罪です。
非弁活動で訴えられます。
いつも問題が起きると『秘書が勝手にやったこと』と政治家の方たちは言うが、政治家の秘書は一般の秘書と違い、政治家の代理が出来るのか?
そんな法律があるのか?
秘書が相談も交渉事も独断で出来るシステムがあるのか?
もしあるとすれば問題だ。
(憲法前文)
そもそも国政は、国民の厳正な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
つまり、国民は選挙によって代表者を選び、その代表者に為政を託す。それが政治家だ。
秘書は、選挙で国民の信託を受けた者ではない。
だから、勝手なことは出来ないのだ。
彼らが政治活動にたずさわる時は、政治家のもとで、政治家の指示の範囲でしか行動出来ないはずなのだ。
それを、
『総理には話してない』
『総理は知らなかった』
そういう答弁で通ると考えているとしたら、そして、政治家連中も、その答弁で『ひと通り区切りがついた』と考えているのなら、この国の政治家は、国民の代表者ではなく、暴走する独裁者である。
国民を馬鹿にし、しらばっくれればそれで済むと考えている無知な政治家・役人どもは、民主主義も国民主権も知らない、ただ人の金(税金)で飯を食う、愚か者である。
誠実な人たちを叩き、姑息な手を使ってその座に居座り、この国をどん底まで貶める恥知らずはとっとと去れ