翌日は午前中耳鼻科で、午後婦人科へ。
耳鼻科はいつもの薬を出して貰いに、婦人科は物忘れを含めた更年期の相談しに行きました。頭の中に異状がらなければ、やっぱり更年期から来るものなのかな?と思いまして…。
実は婦人科3軒目です。1軒目は話を全く聞いてくれないおじいちゃん先生で嫌になり、友人に紹介して貰った2軒目のおじいちゃん先生は優しくて話しやすいので何年か通っていたのですが、まさかのお辞めになられてしまい(涙)、3軒目の今回は昭和の佇まいの小さな個人病院。結構年配の女医さんでした。
ネットに病院の口コミ情報とか載ってますよね?あれを見るとその病院は意見がパッカリ2つに分かれていて、共通意見としては
「診察は的確で間違いない。」
そして良い評価としては
「ベテランのサバサバした先生。長年の経験からはっきりと意見を言ってくれる。私は先生の勧めてくれた治療を選ばなかったけど、それでも納得するまで相談に応じてくれた。」
などとあり、一方で悪い評価の方は
「何を聞いても冷たい返事。建物も古くて診察の声が待合室に丸聞こえで最悪だった。二度と行かない。」
「先生が強めな物言いで通う気がなくなった。不安だから受診してるのに、何なんですかね。医者だったらもっと別の言い方あるんじゃないの?」
とありました。
先生だって人の子です。患者さんとの相性もあるでしょう。私にとってはどうなんだろう?と思いながら待合室で座っていました。
問診票に私が気になる更年期の症状として、物忘れ、極度の冷え、イライラを挙げました。そしていざ診察。
ホントに気持ちいいくらいサバサバした先生でした。とても早口なのでトロくさい私が理解するのは大変でしたが、内容はそこそこ腑に落ちた感じ。
「最初にやって貰った更年期症状の自己チェックあったでしょ?あれで"顔がほてる"とか"汗をかきやすい"に該当してないならホルモンの乱れではないわね。生理もまだあって完全に閉経してる訳でもないし。あなたの場合、不調は自律神経の乱れから来てるのね。」
「更年期はこれから身体が老いてくるための準備期間なの。今まで出来ていた自分と、出来ないことが増えて自信がなくなっている自分とのギャップに強くストレスを感じてるかもしれない。そういうことで思い悩むのが更年期の鬱と言われてます。仕事では責任が重くなる年齢だし、そろそろ親の介護も始まる年齢でもあるしね。大体60までが更年期、それ以上は更年期って言わないのよ、そこで老いる準備完了。更年期で死ぬことはないから!乳がん・子宮がん・卵巣がん、こっちはきちんと調べておきましょう。癌は死ぬからね。色んなことがあると思うけど、今の自分を受け入れて少し肩の力を抜きなさい。」
そんなこんなで他にも色々話をしましたが、今回漢方を2週間分処方して頂いたのでした。