アラフィフおひとりさまの現実

何てことのない日常を綴っております。

熟年カップルの愛の囁き

2018-03-17 22:24:08 | 熟年カップルの◯◯
彼はあの年代には珍しく、気持ちを言葉に表してくれる男性です。

「会いたい」
「少しでもいいから一緒にいたい」
「いつもアキのこと考えてるよ」
「アキは可愛いね、好きだよ」
「アキきれい、大好き」
「アナタは素敵だよ」

そりゃもーイタリア人か、石田純一か、じぃじかっつー勢いです。

ベッドでの睦言ならわかりますけどね、普通に街中で言うんですよ、これが! もう嬉しいを通り越して恥ずかしくて死にそうになります。時々この人はまともではないのかも?と思ったりします。

言ってるじぃじもそういうキャラには見えない風貌だし、言われてる私も世の中レベルでは中の下〜下の下のおばはんですから。傍目には痛いを通り越して痛々しい熟年カップルですよ。

そんなもんで、ついつい

「だまれ!」

と彼の口に手を押し当ててしまいます(爆)。

酔っ払うと更に声が大きくなるので、恥ずかしさも倍増。オチオチ外でご飯も食べられやしません。あまり言われ過ぎると、逆にこれはネタなのか⁉︎と思ってしまったり。私の方が昭和の日本男児的な感じで、一度だって彼に面と向かって好きと言ったことがありません。

そのせいか彼からは、

「一緒にいてくれてるってことは、私と同じ気持ちってことだよね?…」

と寂しそうに言われる始末。

ごめんね、じぃじ。もう少し時間を下さい。そのうち自然にポロっと言える気がします。だから、だから待ってておくれ!


コメント