今回の彼は、珍しくアイメッセージの多い語り掛けでした。
「僕はこれからも一緒にいたい」
「これまでの人生、僕は本家の長男としていつも自分の気持ちを抑えるばかりだった…でも、あなたといたいという気持ちまで我慢するのは絶対嫌だ」
「もし明日から、アキとの日常がなくなってしまったら、僕のやる気は全て失われてしまうだろう…健康でいることすら放棄してしまいそうだよ」
私達はもういい大人だ。
若い頃のように"あなたがいないと生きていけない"と号泣し、何も手につかず呆けることはない。
けれど一方で、年齢を重ねると生活のハリや動機付けが大切なのも知っている。例え小さなことでも、それがあると顔を上げて歩けることを…。
私も彼に、なるべく穏やかに暮らしたいから、辛い気持ちを背負ってまで誰かと一緒にいたくないこと、でもその結論に進むのも同じくらい辛いこと、など自分の思いを伝えています。
残り時間が短いアラフィフですから、貴重な時間が勿体ない!と思いつつ、今回は即断即決はしませんでした。答えに直ぐ白黒付けないことが大人のやり方なのか、ずるさかは分かりません。しかし、しばらくはグレーゾーンを進む感じで…彼の言葉を借りるとローギアでゆっくりゆっくり…とってもあやふやな状態を着地点としました。
時間が経つとまた、お互い気持ちに変化があるかもしれませんが。