あの日電話で長々と話した後、彼はどうしても会いたいと話し我が家にやって来たのですが、びっくりするくらいヨレてて…。
あれだけ気をつけて来るように言ったのに、車をベッコリ凹ませての登場。
早速「ドライヤーを貸して…」と言って、凹んだバンパーに裏からドライヤーを当てて、その熱で戻してました。プラスチック部分であれば、そうやって戻せるそうな。
それで、色んなショックでヨレヨレのじぃじを連れて、秘密の場所へ二人で桜を見に行ったのですが、そこでは思いっ切り転んでるし、いやはや脳梗塞でも起こしてるのかと不安にさせられましたよ。
「アキがいなくなったら、這い上がれないくらい陥没した大きな穴の底に落ちて絶えてしまいそうだ」
と繰り返してた彼。その言葉に嘘はなかったという程の弱り具合…(-_-) 大切にしないとホント死んじゃいそうな雰囲気でした…(-_-;)
彼は突然連泊したいと言い出し、二日間我が家に滞在しました。
それは、どうも私の病院に付き添いたかったからのようです。さすがに診察室には同行しませんでしたけど、直ぐに検査結果を共有したかった模様。
彼は彼なりに、私の不安を受け止めて支えたいと考えたみたいです。だったら、そうやって労り合って年月を重ねて行くとしましょうかね。・・・