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この前、図書館の児童コーナーで発見。
戦争が起きたシリアでは、多くの人々が街を逃れて難民になった。しかし、救急隊員のアラーは、破壊された街、アレッポに残り、取り残された猫の保護活動を始めた。そして、世界に援助を求めると、その声は広くとどき、アラーは「アレッポのキャットマン」と呼ばれるように……。この世界的に知られた実話が絵本化された。アメリカ本国でも高い評価を得て、権威ある児童書の賞、2021年のコールデコット・オナー賞を受賞。
悲しくてひどい地域のことなのに、なんて希望のある話なのだろう。
アレッポはかつて美しい町だったという。立方体の手作り石けんも有名。
訳者の安田菜津紀さん(フォトジャーナリスト)は、たまにサンデーモーニングに出ている。