『マダニの感染症(SFTS)で女性が死亡』 “腕の黒いカサブタ” に気づき病院で受診するも・・・
2023/03/21 14:51
『マダニの感染症(SFTS)で女性が死亡』 “腕の黒いカサブタ” に気づき病院で受診するも・・・
(RKK熊本放送)
マダニによる感染症で高齢女性が死亡しました。
熊本県によりますと、死亡したのは、上益城郡(かみましきぐん)の78歳の女性です。
女性は3月6日、腕の黒いカサブタに気づき病院で受診しましたが、その10日後、発熱などの症状が出たことから、別の病院に入院し『マダニによる感染症』と確認され、3月20日 死亡しました。
女性は普段から、家庭菜園で草取りをしていたということです。
今年、熊本県内ではマダニによる感染症が3件報告されていますが、死亡が確認されたのは初めてです。
今年、熊本県内ではマダニによる感染症が3件報告されていますが、死亡が確認されたのは初めてです。
熊本県は、山や草むらでは長袖・長ズボンを着用し、マダニに咬まれないよう注意を呼びかけています。
【厚生労働省HPより】
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症です。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症です。
潜伏期は6〜14日で、症状は発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主とし、ときに、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴います。