NPO法人あきた菜の花ネットワーク

NPO法人あきた菜の花ネットワークからのお知らせです。

【活動報告】 第9回菜の花サミットin東京 参加してきました

2009-07-07 14:42:08 | 活動報告
こんにちは。あきた菜の花ネットワークの後藤です。
本日3回目となる、あきた菜の花ネットワークの活動報告をさせていただきます。

昨日、東京で開かれた「第9回菜の花サミットin東京」に参加してまいりました。
このサミットは、現場の声を国政に反映させ、具体的な制度・法律に結びつけることを目的としたものでした。

新自由主義社会が終焉に向かう今、菜の花プロジェクトは地域が共生主義という形のもと国民のライフスタイルを変える力を持っている!
そんな思いを抱きながら、この取組みに関わっている人々は日々頑張っています。
しかし、地域の頑張りだけでは越えられない壁があり、自分たちだけでは解決できない様々な課題も抱えてもいます。
だからこそ、超党派の菜の花議員連盟の方々と意見交換のできる今回のサミットはとても意義のあるものでした。


ではでは、サミット中身について端的に話をさせていただきます。
今回は「地域からの報告」と「激論―地域を再生せよ」2部構成でサミットが行われました。

第一部の地域からの報告では、各地域の取組みと課題について浮き彫りになりました。
浮き彫りになった課題は

・菜種栽培への所得補償(栽培農家に収益が生じるような仕組み)が必要である
・品確法がBDF普及の妨げとなっている

他にももろもろありましたが、大きな柱はこの2つのようでした。

第二部の討論会(激論―地域を再生せよ)では、第一部で浮き彫りになった課題を元に菜の花議員連盟の方々が議論しあうものでした。
今後の菜の花議員連盟の方向として、

・菜の花の取組みからエネルギー自給率向上の可能性や地域農業衰退の現状といった問題を抽出し、関係省庁に呼びかける
・日本農業のシンボリックな作物となる菜の花と、そこから得られる様々な価値を評価すると共に、この取組みを応援していく

といったものが挙げられておりました。

そして、

・国は地域や日本農業の持続性を考えた制度を創出していくこと
・菜の花プロジェクトの構成員も自分の取組みに責任を持ち、持続可能な社会創出のために今後も運動に取組むことを

以上の内容が菜の花サミットin東京にて宣言されました。


様々な意味で、このサミットは勉強になりました。
もし一言物申すところがあるならば、それは所得補償すべき対象が「菜の花」にとどまって議論されていたところです。
長野の菜の花農業生産組合の種山さんが申していたのですが、連作のできない菜の花だけに補助金を出したとしても持続可能な農業はできないのです。
できるのなら、もう一歩踏み込んで「菜の花を組み入れた持続可能な農地利用」を支援するような体制構築に目を向けていただければ嬉しかったです。

端的にと言いながら長々と書いてしまったので、これにて本日の報告を終了したいと思います。

NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク・菜の花議員連盟の皆様、サミットの運営お疲れ様でした。
久しぶりに皆さまに会った私を快く受け入れて下さったことにも、感謝の気持ちを述べたいと思います。



大切な方へのお中元はもうお決まりでしょうか?
まだ!という方、秋田県産菜種油「菜ピュア」はいかがですか?
くわしくは、こちらをご覧ください。

【活動報告】 秋田湾でのナタネ収穫

2009-07-07 10:36:37 | 活動報告
本日2度目の投稿となります。ネットワークの渡部です。
テレビ報道や新聞紙上でご存じの方も多いかと思いますが、昨日(6日)晴天のもと、秋田湾においてナタネの収穫作業が行われました。
秋田クボタさんの新品の大型汎用コンバインが3台(中には東京のクボタ本社から運んだものも)、ナタネ畑の中を疾走しました。
今年のナタネは昨年と比べて小粒なものが多いようですが、収穫量はかなり上回りそうです。収穫されたナタネは、各種イベントのデモや料理教室などに使われます。どんな味のナタネ油となるのか今からとても楽しみです。

ちなみに収穫作業は天候が良ければ、明日8日にも行われます(午前9時頃から)。会場は開放しているので、関心のある方はぜひお越し下さい。

【活動報告】 秋田湾で土壌サンプリングを行いました

2009-07-07 10:32:18 | 活動報告
あきた菜の花ネットワークの渡部です。
先週3日の午後に秋田湾において、秋田県立大学生物生産科学科植物栄養分野の協力のもと、土壌サンプリングを行いました。午後の最も暑い時間帯に3時間ほど、収穫を待つばかりのナタネ畑に入り込み、GPSやメジャーで位置や距離を確認しながら、土を採取しました。
研究を進めるためには、地道な準備作業が必要であることを改めて痛感しました。
今後、ここから得たデータをもとに今年度の栽培計画を練っていきます。
どのような内容になるのかとても楽しみです。

【宣伝】 秋田湾産業新拠点 菜種の刈取りを行います

2009-07-01 15:44:19 | 活動予告・告知
こんにちは。あきた菜の花ネットワークの後藤です。
1年の半分はあっという間に過ぎ、気づいたら7月に突入してしまいました。
時間がたつのは早いものです。

それはおいておきまして、本題に入ります。
秋田県立大学とNPOあきた菜の花ネットワークで丹精込めて育てた菜種の刈り取り作業を行います!
詳しくは下記のとおり。

日時:第1回目 2009.7.6 AM8:30~
    第2回目 2009.7.8 AM8:30~
場所:秋田湾産業新拠点(秋田港菜の花フェスティバルファイナル会場)

POINT:昨年と同様、秋田クボタさんの善意によって刈取り作業が行われます。


秋田港菜の花フェスティバルファイナルから2か月が経った今、その余韻に浸りませんか?
当日は会場を開放しております。
自由に見学できますので、
「菜種はどうやって刈り取られるのだろう?」
「そもそも、菜の花の種ってどのようなものだろう?」
などといった疑問を持たれました方や菜種の刈取りに興味を持たれました方、よろしかったらおこしくださいませ。



大切な方へのお中元はもうお決まりでしょうか?
まだ!という方、秋田県産菜種油「菜ピュア」はいかがですか?
くわしくは、こちらをご覧ください。