こんにちは。あきた菜の花ネットワークの後藤です。
本日3回目となる、あきた菜の花ネットワークの活動報告をさせていただきます。
昨日、東京で開かれた「第9回菜の花サミットin東京」に参加してまいりました。
このサミットは、現場の声を国政に反映させ、具体的な制度・法律に結びつけることを目的としたものでした。
新自由主義社会が終焉に向かう今、菜の花プロジェクトは地域が共生主義という形のもと国民のライフスタイルを変える力を持っている!
そんな思いを抱きながら、この取組みに関わっている人々は日々頑張っています。
しかし、地域の頑張りだけでは越えられない壁があり、自分たちだけでは解決できない様々な課題も抱えてもいます。
だからこそ、超党派の菜の花議員連盟の方々と意見交換のできる今回のサミットはとても意義のあるものでした。
ではでは、サミット中身について端的に話をさせていただきます。
今回は「地域からの報告」と「激論―地域を再生せよ」2部構成でサミットが行われました。
第一部の地域からの報告では、各地域の取組みと課題について浮き彫りになりました。
浮き彫りになった課題は
・菜種栽培への所得補償(栽培農家に収益が生じるような仕組み)が必要である
・品確法がBDF普及の妨げとなっている
他にももろもろありましたが、大きな柱はこの2つのようでした。
第二部の討論会(激論―地域を再生せよ)では、第一部で浮き彫りになった課題を元に菜の花議員連盟の方々が議論しあうものでした。
今後の菜の花議員連盟の方向として、
・菜の花の取組みからエネルギー自給率向上の可能性や地域農業衰退の現状といった問題を抽出し、関係省庁に呼びかける
・日本農業のシンボリックな作物となる菜の花と、そこから得られる様々な価値を評価すると共に、この取組みを応援していく
といったものが挙げられておりました。
そして、
・国は地域や日本農業の持続性を考えた制度を創出していくこと
・菜の花プロジェクトの構成員も自分の取組みに責任を持ち、持続可能な社会創出のために今後も運動に取組むことを
以上の内容が菜の花サミットin東京にて宣言されました。
様々な意味で、このサミットは勉強になりました。
もし一言物申すところがあるならば、それは所得補償すべき対象が「菜の花」にとどまって議論されていたところです。
長野の菜の花農業生産組合の種山さんが申していたのですが、連作のできない菜の花だけに補助金を出したとしても持続可能な農業はできないのです。
できるのなら、もう一歩踏み込んで「菜の花を組み入れた持続可能な農地利用」を支援するような体制構築に目を向けていただければ嬉しかったです。
端的にと言いながら長々と書いてしまったので、これにて本日の報告を終了したいと思います。
NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク・菜の花議員連盟の皆様、サミットの運営お疲れ様でした。
久しぶりに皆さまに会った私を快く受け入れて下さったことにも、感謝の気持ちを述べたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fuki_oshirase.gif)
大切な方へのお中元はもうお決まりでしょうか?
まだ!という方、秋田県産菜種油「菜ピュア」はいかがですか?
くわしくは、こちらをご覧ください。
本日3回目となる、あきた菜の花ネットワークの活動報告をさせていただきます。
昨日、東京で開かれた「第9回菜の花サミットin東京」に参加してまいりました。
このサミットは、現場の声を国政に反映させ、具体的な制度・法律に結びつけることを目的としたものでした。
新自由主義社会が終焉に向かう今、菜の花プロジェクトは地域が共生主義という形のもと国民のライフスタイルを変える力を持っている!
そんな思いを抱きながら、この取組みに関わっている人々は日々頑張っています。
しかし、地域の頑張りだけでは越えられない壁があり、自分たちだけでは解決できない様々な課題も抱えてもいます。
だからこそ、超党派の菜の花議員連盟の方々と意見交換のできる今回のサミットはとても意義のあるものでした。
ではでは、サミット中身について端的に話をさせていただきます。
今回は「地域からの報告」と「激論―地域を再生せよ」2部構成でサミットが行われました。
第一部の地域からの報告では、各地域の取組みと課題について浮き彫りになりました。
浮き彫りになった課題は
・菜種栽培への所得補償(栽培農家に収益が生じるような仕組み)が必要である
・品確法がBDF普及の妨げとなっている
他にももろもろありましたが、大きな柱はこの2つのようでした。
第二部の討論会(激論―地域を再生せよ)では、第一部で浮き彫りになった課題を元に菜の花議員連盟の方々が議論しあうものでした。
今後の菜の花議員連盟の方向として、
・菜の花の取組みからエネルギー自給率向上の可能性や地域農業衰退の現状といった問題を抽出し、関係省庁に呼びかける
・日本農業のシンボリックな作物となる菜の花と、そこから得られる様々な価値を評価すると共に、この取組みを応援していく
といったものが挙げられておりました。
そして、
・国は地域や日本農業の持続性を考えた制度を創出していくこと
・菜の花プロジェクトの構成員も自分の取組みに責任を持ち、持続可能な社会創出のために今後も運動に取組むことを
以上の内容が菜の花サミットin東京にて宣言されました。
様々な意味で、このサミットは勉強になりました。
もし一言物申すところがあるならば、それは所得補償すべき対象が「菜の花」にとどまって議論されていたところです。
長野の菜の花農業生産組合の種山さんが申していたのですが、連作のできない菜の花だけに補助金を出したとしても持続可能な農業はできないのです。
できるのなら、もう一歩踏み込んで「菜の花を組み入れた持続可能な農地利用」を支援するような体制構築に目を向けていただければ嬉しかったです。
端的にと言いながら長々と書いてしまったので、これにて本日の報告を終了したいと思います。
NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク・菜の花議員連盟の皆様、サミットの運営お疲れ様でした。
久しぶりに皆さまに会った私を快く受け入れて下さったことにも、感謝の気持ちを述べたいと思います。
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まだ!という方、秋田県産菜種油「菜ピュア」はいかがですか?
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