NPO法人あきた菜の花ネットワーク

NPO法人あきた菜の花ネットワークからのお知らせです。

【活動報告】 菜の花に関する授業を行いました!

2009-05-29 15:05:16 | 活動報告
お久しぶりです。あきた菜の花ネットワークの後藤です。
本日、秋田県立大学に秋田市立大住小学校5年生130人が訪れました。
どうやら、菜の花に関する勉強をしにきたそうです。
そこで今回は、本日行われました菜の花に関する授業の様子を紹介します。

大住小学校の5年生が一番はじめに体験したもの…
それは何と、バイオディーゼル燃料で走っている車からでる排気ガスの匂いでした。

排気ガスの匂いを嗅いで
「普通の車と違うなぁ。」
「天ぷらみたい。いいにおいだね~。」
このような感想を私に教えてくれた子供たち。加え、
「どうして、普通の車と違うのだろう?」
という疑問を持ち、私に質問してきました。

「実は…、天ぷらなどの揚げ物を揚げた後の油で作られている燃料なんだよ」
と担当者から説明を受け、目を丸くして驚いていました。


次に彼らが学んだのは、菜の花プロジェクトについて。
「どうして菜の花で循環を行うの?」
「秋田独自の菜の花プロジェクトって何だろう?」
秋田県立大学の渡部岳陽助教の講義を聞いて、少しずつこれらの疑問を解決していったようでした。

そして最後に、一番盛り上がった菜の花に関するクイズ大会が行われました。
ある男の子が、「ナタネの国内自給率が0.05%であるということ」、「県内の家庭用廃食油の回収率が1%であるということ」を聞いて、
「ありえなーい!」
と嘆いていました。
その嘆いていた子に、
「本当にありえないよね。でも、これが現実なんだ。どう思う?自分たちでは何ができるかな?」
と話したら、その子は私にこう言ってくださいました。
「この授業で、自分でできることを見つける」


今回、本当に良い機会を与えていただきました。

小学生の子供たちは本当に素直で、スポンジが水を吸収するかのように知識を吸収していきます。
分からない点はすぐ聞いてくる。とにかく知りたがりなんですよ。
日々の経験から感じたことを知識の糧にしているということも、彼らと交流したことで分かりました。
今日のような素敵な機会を提供してくださった
秋田市立大住小学校5年生の皆さんと担任の先生方、
本当にありがとうございました。

「また、この子たちと一緒に勉強をしたいなー」
と思いながら、本日の報告はここまでにしたいと思います。


本日、講義を開催するにあたり

秋田県立大学
秋田県庁 環境エネルギー推進課
小種エコ菜の花プロジェクト

の方々に頑張っていただきました。
この場を借りて深く御礼申し上げます。

【活動報告】 由利原高原 桃野地区 菜の花満開!

2009-05-23 17:33:53 | 活動報告
こんにちは。あきた菜の花ネットワークの鈴木です。
本日は、5/19に撮影しました由利原高原桃野地区の菜の花畑の写真を皆様に見せたいと思います。

満開の菜の花畑のバックには鳥海山。
この素晴らしいロケーションですので皆様も楽しみませんか?
ぜひ、桃野地区に足をお運びください。

【活動報告】 由利原高原の菜の花が満開です!

2009-05-22 09:57:30 | 活動報告
お久しぶりです!あきた菜の花ネットワークの後藤です。
本日は、ネットワークで育てている由利原高原の菜の花畑の様子を紹介します。

もともとこの土地は大根畑ということで開拓された所だそうですが、近年は土壌性質やアクセスの不便さから耕作放棄が進んでいました。

一昨年の菜の花フォーラム2007を開催した時に本荘市の方から
「何とかできないか?」
と、相談された菜の花ネットワーク。

で、やっちゃったんですよ。
一昨年・去年と菜の花を作付けてるんです。
写真は5/8現在の写真です。
咲き始めたばかりの写真ですが、そこそこ綺麗でしょ?

難しいと言われていた地域なのになぜ栽培をするのかが不思議でした。
で、その理由をネットワーク某理事に聞いたら、
「鳥海山をバックに菜の花が咲いたら奇麗だろうな」
だそうです。いやはや…
中年男性のロマンほど、活動の動力源に勝るものはなし。と思った瞬間でした。


そして、今後は本荘にある長田建設さんが由利原高原に菜の花を栽培するようで…。
良いことだなぁ。なんて思っている私…

ここで私の考えを述べるのってどうかと思うんですけど、地域の人が地域の問題に向き合って解決しようと動くときが最も活動に芯ができるんじゃないかな?って思うんです。
なぜ?と聞かれたら、自分の生活・地域のために頑張るから。
もちろん、地域外の方々には頼もしい人が多く、その地域が欲する力・知恵・様々なものを持っているでしょう。
しかし、地域外の人って窮地に立たされた時、いざとなればその問題を放棄することもできるんじゃないかな?って思うんです。
うーん…
そんな人ばかりではないのですが、どちらにしてもやっぱり地域の中に必ず活動の中核者がいる必要があると思うんです。

だから、地域の方も参加してくださるとお話を伺って嬉しかったです。
NPOあきた菜の花ネットワークが活動を通して発信している「意識改革のキッカケ」、「ともに活動するキッカケ」、もっとたくさんのキッカケ…
それを拾ってくださった長田建設さんに感謝です。



ちなみに、由利原高原の菜の花は今が見ごろです。
たぶん、本州で一番最後に咲く菜の花なのではないかな?
土日の天気が心配ですが、是非見に行ってくださいね


【活動報告】 港商友会5月定例会にて 菜ピュアPRしてまいりました!

2009-05-19 14:27:52 | 活動報告
こんにちは。秋田菜の花ネットワークの後藤です。
本日は、5/18に港商友会さんの5月定例会にて菜ピュアをPRしてきた様子を報告されていただきます。

そもそも、なぜ、港商友会さんの定例会に参加したの?って言いますと、秋田港菜の花フェスティバルが御縁です。

その実行委員会でいつも一緒に活動してくださった、港商友会の太田さんから
「5月定例会で山菜を食べるから、それに地場産の菜種油を使いたいんだ」と。

港商友会さんは、会員間の親睦や自己研鑽を目的とした土崎の若手経営者の集まりです。
会員向けのイベントとして、日曜日に五城目の山で山菜採りを行ったんだそう。
そして、港商友会の会員でいらっしゃられます大和ホテルの料理長さんが、その山菜と地場産油を使って料理をしてくださる!!!という企画があったんです。

そのお話を伺った時、私はとても食い意地がはっているので「食べに行きます!!!」と二つ返事で返してしました

ただ、食べに行くのでは芸がないので
あきた菜の花ネットワークの渡部先生が菜ピュアのPRを
地産地消を進める会の谷口光希さんからは地場産油にからめて地産地消の大切さなどのお話をしてもらっちゃいました

食べるってことを考えるのは本当に難しいことです。
目の前にある食べ物ひとつひとつがストーリーを持っているんですよ。
そのストーリーは、材料が土から生まれて食卓に並ぶまで関わる人や社会・自然環境、くわえもっと深く広いあるモノということでここでは使わせていただきます。

食べるだけで十分ではない私たち。
でも、その十分ではない私たちの心を満たすのは一体何なのでしょうか?


まぁ、それはここで話すと長くなるので近いうちに一杯呑みにいく機会がございましたらついでに語り合いましょう。


話を元に戻します。
本当に美味しいお料理でした。

お誘いくださいました港商友会さん、
また一緒に行ってくださいました地産地消を進める会さん、

昨日は本当にありがとうございました。

【活動報告】 菜の花フェスティバル 慰労会を行いました!

2009-05-15 14:06:01 | 菜の花フェスティバルF
おはようございます。あきた菜の花ネットワークの後藤です。
本日は、昨夜(5/14)に行われました慰労会についてお話します

慰労会は交流会同様、秋田市土崎にあります大和ホテルにて行いました。
実行委員会・ボランティアスタッフ・出展者の方々30人近い方が参加してくださいました。
遠くは本荘市や大潟村からお越しいただきました。
お忙しい中、本当にありがとうございます。


はじめに、NPOあきた菜の花ネットワーク会長である石田哲治さんから挨拶をいただきました。
市場至上主義が主たるこの世の中、石田会長は菜の花フェスティバルを通して共生社会構築の可能性を見出したようです。
このお話、じーんと来ました
確かに、私自身もこのフェスティバルを通してたくさんの方々と知り合い、一緒に仕事をさせていただきました。
利益の関係ないところで「誰かのために何かをしよう」と思った方々と知り合い、一緒に仕事をすることで私自身、心が満たされました。
これからも、ここで構築できた関係を大切にして日々生きていきたいです。

次に、このフェスティバルの中心となって頑張った学生実行委員会の学生総括である秋田県立大学の斎藤祐樹君が乾杯の音頭をとってくださいました。
社会人の実行委員会への感謝の言葉、実行委員会全体へのねぎらいの言葉を述べてくださり、今時の大学4年生はしっかりしているなーなんて感心してしまいました。

会も盛り上がってきた時に、秋田県立大学の渡部先生がフェスティバルの当日の様子をお話ししてくださいました。

最後に、秋田県立大学の佐藤了先生から結びの言葉をいただきました。
このフェスティバルで頑張ってくださった渡部夫妻へのねぎらいの言葉をかけてくださり、やっぱりこの先生は洒落た方だなー。なんて思いました


本当に満足度の高い祭りだったなぁ。
って、自画自賛ですいません

ただ、石田会長も了先生もおっしゃっていんですが、このフェスティバルが終わったからってすべてが終わったわけではないんですよね。

むしろスタートなんです。菜の花フェスティバルはキッカケなんです。

このフェスティバルに何らかの形で関わった全ての方にとって、このフェスティバルが環境を考える取組や食育、もしくはもっと…、私が想像つかないような何かしらのスタートになれば幸いです


最後に…、
秋田運送株式会社様
秋田県貿易株式会社様
(株) 秋田クボタ様
秋田プロバスケットボールチームをつくる会様
(株) 秋田べストパートナー様
長田建設様
JA新あきた様
有限会社 進藤冷菓様
(株) 販促様
ブリジストンタイヤ 秋田タイヤセンター様
より成製菓様
秋田県立大学様
NPOあきた菜の花ネットワーク様

お忙しい中慰労会に参加していただきありがとうございました。
また、後藤の段取りが悪かったせいで皆様に多大なるご迷惑をかけてしまったたことを、この場を借りて深くお詫び申し上げさせていただきます。