NPO法人あきた菜の花ネットワーク

NPO法人あきた菜の花ネットワークからのお知らせです。

【活動報告】 市民フリーマーケット 参加してきました

2009-08-24 10:29:17 | 活動報告
ご無沙汰しておりました。あきた菜の花ネットワークの後藤です。
本日、私宛に一通のお手紙が届きました。送り主は、ポートタワーセリオンの三浦さんからでした。
8月20日の読売新聞地域版「おらほ」に、以前ポートタワーセリオンで行った搾油イベントが記事として掲載されたので、それを送ってくださったのでした。

ありがとうございます。


じつは、昨日8月23日もあきた菜の花ネットワークは搾油イベントを行っていました。
セリオンで開かれた秋田市主催の「市民フリーマーケット」への協力要請を受け、事務局の鈴木さん、能村さんが参加してまいりました。

秋田市環境部環境企画課から「リサイクルなもの…」を頼まれたので、本当は今回も廃食油からキャンドルを作る工作体験を行いたかったのです。
しかし、キャンドルを作れるスタッフが参加できず実施が不可能となりました。

「人的資源の確保」というのは、本当に悩みの種です。

「誰かがかけると、それができない。」という状況は、イベントを楽しみにしてくださったり、ネットワークを頼りにしてくださったりしている人々はもちろん、その気持に応えたいスタッフたちとっても大きな障害となっているのではないか…?
と、今回、深々と考えてしまいました。

この点を解決するように改善していかなければ!と思い、心にモヤモヤを残しながら、本日の報告はここで終了させていただきます。

最後に…、
秋田市環境部環境企画課の皆さん、今回、このような場を与えていただきましてありがとうございました。

では、また。

【活動報告】 2009年度の菜の花栽培実験について(2)

2009-08-20 16:00:17 | 活動報告
引き続き、ネットワーク(県立大学)の渡部です。
ということで水はけの悪い水田をなんとかするために、県立大学フィールドセンターにある溝堀機を使って、お盆前に明渠(排水溝へ水を注ぐための溝)を掘りました。前回の写真には掘った明渠にそのまま水が溜まっています様子が写っています。
そして本日の午前中、㈱クボタさんの協力のもと、フレールモアを用いて、一面に生えている雑草の草刈りを行いました。これにより日光が地面に届き、そして風も当たることで圃場の乾燥が進むと思われます。
明日は乾燥をより進めるため、弾丸暗渠を設置します。9月の播種時期までに乾燥してくれることを祈るばかりです。

【活動報告】 2009年度の菜の花栽培実験について(1)

2009-08-20 15:57:44 | 活動報告
ご無沙汰しております。ネットワーク(県立大学)の渡部です。
このところ更新が滞ってましたが、この間の動きについて報告します。
近年、秋田県における菜の花栽培の普及動向は目覚ましく、いまや同県は全国有数のナタネ産地となりつつあります。その一方、①播種したものの育ちが良くない、②開花はするものの収量が伸びない、③連作障害により菌核病などの病虫害が発生するなど、克服すべき課題もたくさんあります。
さらに秋田県では、米の生産調整に関連して条件の劣悪な水田への導入が多いため、その安定・増収に結びつける具体的な手段や方法の検討、さらには連作障害の回避方策等が不十分でした。
そうした背景のもと、県立大学を中心として、①菜の花栽培を行う上で最低限必要となる土台技術(特に排水性改善)、②連作においてナタネ収量を安定・増加化させるための技術の確立に向けた研究を行うことになりました。現状では、県立大学、ネットワーク、㈱クボタさんが協力しています。
栽培実験の舞台は、①について秋田市下新城にある水田、②については皆さんご存じの秋田湾産業新拠点です。
今回紹介する下新城水田、写真にあるように非常に水はけの悪い土壌です。排水性の良し悪しが育ちにどれだけ影響があるのかを研究する以前に、今のままでは種を播いても芽がでませんし、そうなると実験になりません。実験をできるくらいまで水はけを良くする作業を今後行う予定です(次に続きます)。

【活動報告】 ポートタワーセリオン 搾油体験&廃食油キャンドル作りイベント 開催しました

2009-08-10 09:57:17 | 活動報告
ご無沙汰しておりました。あきた菜の花ネットワーク後藤です。

ここ最近、後藤は菜の花栽培に果敢に取り組んでいる方々のお話を聞くために秋田県内を転々と回っておりました。
近々、このHP上でその内容を(取り組む方の熱い思いや夢を)アップしたいなと思っておりますので楽しみにしていてくださいね。

さて、本題に入ります。
8/8(土)、8/9(日)とポートタワーセリオンさん企画の搾油体験、廃食油キャンドル作りイベントにお手伝いしてまいりました。
2日間で91名の方がこのセリオンでのイベントに参加してくださいました。
中には、親戚に会いに神奈川から、全国大会に参加した兄弟を応援するために仙台から秋田に来たという子どもたちもこのイベントに参加してくださいました。

なぜ、セリオンでこんなことをやったのか?と言われますと、ここの社員さんに熱い方がいらっしゃるからです。(この方、最近、ネットワーク会員になられました)
この社員さんは「セリオンを会場に、子どもたちに何かしらのキッカケを与えたい」という思いが強く、菜の花で何かしたかったようです。

その思いが子どもたちに伝わったからかどうかは分かりませんが、このイベントに参加してくれた子の中には廃食油キャンドル作りをすごい楽しみにしてくれていた子がいました。
終わった後も、
「お家に帰ってからも(キャンドルを)作るんだ」
と、お母さんと話しながらニコニコ笑って帰ってくださいました。

夏休みの自由研究の題材を提供できたので、時期的にもピッタリのイベントだったと思います。
このイベントで、「ナタネ油はどうやってできるのか?」、「廃食油はゴミじゃない!資源なんだ!」といったことを子どもたちにPRし、考えてもらうきっかけができました。
企画してくれたセリオンさんには大変感謝です。
参加するためにセリオンに来てくださった方々にも、この場で感謝の気持ちを述べたいと思います。

この度は本当にありがとうございました。


※ 当日の様子は、後日このページ上でアップさせていただきます。


p.s
次回、セリオン開く廃食油キャンドル教室はクリスマス頃だそうです。
是非、ご参加ください。
キャンドル作り参加に向けて、廃食油は捨てずに溜めておいてくださいね!