NPO法人あきた菜の花ネットワーク

NPO法人あきた菜の花ネットワークからのお知らせです。

生育調査を実施します(一緒に調査しませんか?)

2010-03-10 10:57:43 | 活動予告・告知
ご無沙汰しています。ネットワーク(秋田県立大学)の渡部です。

さて、秋田県内の菜の花栽培は近年急速に広がり、現在では栽培面積が約400haと全国トップクラスの数字を誇りますが、油の原料となるナタネを確保するための収量アップが重要な課題です。
秋田県全体でナタネ収量の底上げを図るには、県内各地の気候や土壌の違いに応じたきめ細かな栽培マニュアルを作成することが必要です。そのために今年から、県内各地の生育状況や単収を正確に把握するため、現場の方達とともに、全県レベルで調査を実施することになりました。

現在、県内各地に調査へのご協力をいただきに走り回っています。できるだけたくさんのデータを集めて、秋田の菜の花栽培レベルを上げられるよう頑張りたいと思います。
もしネットワーク会員(非会員でも構いません)の中で、「うちのナタネ畑でも調査協力できるよ」という方がいれば、ご連絡いただけると幸いです(メールアドレス:gakuyo@akita-pu.ac.jp)。調査項目は草丈(計4回)、収量(収穫時→測定は大学で行います)となります。

ちなみに今回ご紹介した写真は、旧西目町のハーブワールドAKITAで完成した県内3番目の搾油施設です。外から搾油の様子が見えるように施設は作られました。観光・体験用としても活用する予定です。




【活動報告】 第7回NPO法人あきた菜の花ネットワーク理事会 終了しました

2010-03-03 13:24:16 | 活動報告
こんにちは。NPO法人あきた菜の花ネットワークの後藤です。
秋田は春が来たと思ったとたん雪が降ったため、その日に着る服の選択に困る日々です。

さて、昨日3月2日に第7回NPO法人あきた菜の花ネットワークの理事会が終了しました。
新年が明け、初めての顔合わせとなりました。

今回の理事会では、
① 11月中旬~2月末日までの活動報告

② 来年度以降の活動方針・活動計画
 → 菜の花関連の商品開発・進行状況
 → グリーンツーリズム実行に向けた事業案説明

③ 菜種・菜種油の品質管理における問題点、その解決策の模索
 → 品質向上に向けた勉強会の開催
 → 管理方法の徹底とその方法

などについて、話し合いが行われました。

また、NPO法人あきた菜の花ネットワークが秋田県総合政策課による「あきた元気ムラ応援団(集落の活動をサポートする人たち)」に登録することも、この理事会で承諾されました。


今回の内容をまとめると、私たちネットワークが掲げる「菜の花から秋田を元気にしたい。」という大きな目標を叶えるための具体的な通過点が決まった理事会でした。

以上、今回の報告を終わりにしたいと思います。

では、また。


【活動報告】 菜の花講演会@小坂町 終了しました

2010-03-01 17:08:40 | 活動報告
こんにちは!菜の花ネットワークの後藤です。
秋田はほとんど雪がなくなり、「あぁ、そろそろ春が来るのだな」と思う今日この頃です。

さて、本日は2/26(金)に小坂町で開催された菜の花講演会の様子をお話しさせていただきます。

この菜の花講演会は、2/26に秋田県立大学と小坂町が連携協力協定を締結した記念として開催されました。

講師は、わがネットワーク副理事長の秋田県立大学教授・佐藤了先生でした。
この講習会には、小坂町町民70名近く(うち、小坂高校8名)が来ていました。

講演内容は、
① なぜ、今菜の花なのか(地域規模、世界規模での問題提起)
② 秋田県内における菜の花の取組について
③ 菜の花から始まる地域づくりの事例紹介(小坂町・大仙市小種地区)
④ 現在、大学で取り組んでいる菜の花の研究(菜種栽培実験)について

でした。

小坂町のみなさんは菜の花栽培に関心が高いようで、身を乗り出して了先生のお話を聞いていました。

また、小坂町の将来の担い手さん(=小坂高校学生)がこの講習会に来ていました。
家庭科クラブの学生さんたちでしたが、彼女たちはクラブ活動で小坂町における菜の花の取組について学んでいるそうです。
この菜の花講習会をきっかけに、小坂高校の学生さんたちと秋田県立大学が新しいつながりをつくれたら嬉しいな、と思いました。
一緒に頑張っていけたら良いですね。

最後に宣伝となりますが、この講習会の日に、新しい菜の花関連商品がエコサカから販売開始となりました。
それは、菜々の油エコボトル(最初は油・瓶代で1240円、その後は詰め替えの油代で1050円/650g)です。

既存の商品では、菜種油の詰め替えを行っていませんでした。
それは、とってももったいないことでした。
そこで誕生したのがエコボトル(詰め替え量の専用ビン)
今後は専用のエコボトルを購入することによって、ゴミの削減につながります。


小坂町近辺に住んでいらっしゃるみなさん、財布にも環境にも優しい菜々の油エコボトルをぜひ使ってみてください。

それでは、菜の花講習会@小坂町のお話はここでおしまいです。
では、また。