私も息子も大の動物好きなのだが、どちらかというと犬派で、猫を家の中に置くことは初めてだ。
目も見えず歳も取っているだろう弱っている猫を捨てられず、飼い主を見つける事にする。
近くのスーパーに写真入りのポスターを貼ってもらったり、新聞の広告に出したり(新聞は申し出てから
1週間もかかったので待ち遠しかった)その間、お隣の奥さんに猫の爪を切ってもらったり、餌の事や
トイレ、寝場所など飼い方を教えてもらった。病気を持っていたら困るので病院にも連れて行く。
猫の毛は柔らかくふわふわ飛ぶので気になって掃除機は毎日、すりよって来るので着ている物も
毛だらけ、クラフトテープでペタペタ、餌やりにトイレ掃除も1日2~3回は片づけるので忙しく、いつものリズムが
保てない。いかに普段楽をして、自分に時間を使っているかが分かった。
猫を拾って9日目、なかなか飼い主も見つからず、きっと捨てられたのだろう、九分九厘飼い主は見つからない
だろう我が家で飼う事になるのかなぁと不安に思っていた。10日目早朝に電話、ニャンの飼い主からだった。
私の方が信じられず興奮してしどろもどろ、ずーっと探していたという事、ニャン探してもらって良かったね。
「ラブ」という雄猫で18歳で目も見えないし弱っていたので、もう生きてはいないと思っていたとか・・・
大切に飼ってもらって、とすごく喜んで毛布に包まれて帰って行った。ちょっと寂しくなったけど安堵の方が先立つ。
運の強い猫だから長生きするよね~。今頃は安心してお昼寝タイムかな。
お宅に 遊びに来たんだよ、楽しかったでしょう。
きっと 長生きするでしょう。
分かりました。でも、これから飼うのは無理かな~。