あこがれモダン

身軽に生きたいと思う今日この頃

雨にも負けず

2009-11-11 07:11:05 | others
雨の中、まりまりさんと「オルセー美術館展」に行って来ました!
本当はお初の博多帯を二人でデビューさせよう!と言うはずだったのですが
昼頃は豪雨の予報でまたの機会に(^^ゞ

実際「世田谷美術館」に着いた時はバケツをひっくり返したような雨で、タクシーから
おりて入り口に辿り付くまでの5分の道が異様に長く感じられました・・・。
それにしてもアール・ヌーヴォーの装飾が施された日常使う物達の美しさは
いつ見てもため息が出ます

今回特に印象に残ったのはギマールの「天上灯」とそのデザイン画たち。
実物は思いのほか小さい物なのですが、存在感ばっちりでした。

あとは、ミュシャの作品としてサラ・ベルナールの舞台のポスターを見た事はあるのですが、今回はそのポスターの芝居の衣装を来たサラの写真を並べてあって、衣装やヘアスタイルが同じなんだと言う所がわかって面白かったです(「椿姫」「ジャンヌ・ダルク」)。

あと他の方はちっとも気にならないようなのにやたら気になった虫の表現(爆)
この時代の外国の方々は「蝶」も「蛾」も区別なかったのでしょうか?
豪華な花瓶に描かれているのは柄も色も触角もどう見ても「蛾」が多かったですし
なぜかトンボにひげのようにながーい触角が着いていたりとあきらかに「変」な
所が多くて、私は気になってしかたありませんでした(^^ゞ

今回残念だったのは、見終わってミュージアムショップに行った時に展示室の一つ「貴婦人の部屋」での香りはこれです、とゲランの「ルールブルー」という名の香水が販売されていた事。

まりまりさんはしたと言ってましたが、私は香りを何度か感じた物の周りのおば様方の香水かと思っていて、部屋香りとは認識しなかった事!絶対「ルール・ブルー」を嗅いでいるはずなのにどんな香りか記憶にない(T_T)
ショップではテスターもなく、ミニチュアボトルもなくて手が出ませんでした。香水とのコラボはおしゃれでいいですよね!

この「ルール・ブルー」の瓶、見たことあるなと調べたら「ミツコ」と同じで驚きました!
戦後、ボトルのデザインを新しく興して製造するという余裕がなかったからだそうです。

常設展では、人間国宝「山田貢」の友禅染が見られて楽しかったです。

ランチは用賀駅に戻ってから取り、次は「伝統工芸江戸つまみかんざし職人」の方の作品を見に小伝馬町に移動!場所はいわゆる古民家カフェ「」。
ものすごく落ち着くステキなお店で近所だったら通うのに!でした。
けれども店主の方に「藤沢から来たんです」と言うと「善行の「蝉丸」と言うお店でテーブルとか作ってもらったんです」との言葉にびっくり!だってそのお店家から10分ぐらいの所なんです物(^^ゞ

卵とは言え職人さんの作るつまみは、繊細で細かい!どれもステキで勉強の為に一つ購入。奥のカフェでのお茶も居心地のいい空間においしいお菓子に楽しかったです。
これは床の間に飾ってあったつまみの花たち!このまん前の席に座って十二分に堪能しました



































それにしても見に行ってよかったけれどちょっと自分はこれからどういう物を作って行くのか?考えさせられました。本当の職人さんの真似をしても敵う訳はないので、どうオリジナリティを出すのか・・・自分はどう言う方向に行きたいのか、来年に向けてちょっとしっかり考えねばと思った一日でした(-_-;)

付き合ってくれたまりまりさんありがとう!
春にはぜひ博多帯デートしましょうね

コメント (4)
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